例年この時期にヨット・クルーを募集していますが、今年も若干名のクルーを募集します。カナダの西海岸は世界でも有数のクルージングスポットで、海の幸も豊富。春から秋にかけて我が艇は、毎週末のようにデイクルーズを行い、時には１、２泊でガルフアイランドやデソレーションサウンドなどへのクルージングに出かけます。帆走させるだけでなく、フィッシング、蟹獲りも楽しみ。
　ヨットは40fほどの大型艇で、8人が寝泊りでき、無人の湾に錨泊し、大自然の中でのバーベキューや積載しているエンジン付きゴムボートでの水遊びは楽しいですし、酒を飲みながら降るような星を眺めるのは最高ですよ。
　男女の性別、年齢は問いませんが、本気でヨットを学びたい人、長続きする人に限ります。クルー募集でゲストは求めていません。性別、年齢、経験の有無、こちらの滞在資格(市民、移住者、駐在、学生、ワーホリ等)、ヨット・海への思い入れなどをお知らせ下さい。応募多数の場合は応募者の中から適性のありそうな方を選ばせて頂きます。ヨットはダウンタウンのマリーナに置いてあり、費用はオーナー負担で一切かかりません。奮ってご応募下さい。
　

　大変に興味がありますが、ヨットクルーは具体的にどんな仕事をするのですか。また直ぐに覚えられるのでしょうか。費用はオーナー負担と言う事ですが、ヨットは帆で走るのですからどんな費用が掛かるのかも教えてください。 　

　船はダウンタウンのどこへ置かれているのですか。結構大きいヨットのようですがどこのメーカー船ですか。寒いですが今週のように天気がいいとヨットを出すのですか。質問ばかりですいません。 　

　お問い合わせありがとうございます。ヨットはダウタウンのグランビル・アイランドの反対側、グランビル橋のダウンタウン側の真下にあるfalse creek yachtに置いてあり、Hunter386です。
　クルーの仕事ですが、ロープワーク、帆走の理屈、チャートの読み方、進路の決定、ジーゼルエンジン、ＧＰＳ、レーダー等計器類の勉強と覚えることは沢山あります。また操船に伴うセール・ワーク、ウィンチの使い方、ラット(舵輪)による操船、離着岸の際のボートフックの使い方、係留に伴うロープワークなどの技術を学んで貰います。
　見習いクルーが最初に覚えなければならないのは離着岸の補助と係留のためのロープワークです。係留ドッグは隣の船との間が１メートル程度しかないので、クルーは接触しないよう操船を補助しなければなりませんし、着岸の際は１番にドッグへ飛び降りて係留ロープを取って、船の行き足を止めなければなりません。ドッグと船の高低差は１メートルありますので、足腰ことの強い若い人の役目です。バンクーバーのシーズンは５月から１０月の半年程度、毎週末乗っても３０回程度ですから、一人前のクルーになるには時間が掛かります。ヨットは基本的に帆走ですが、離着岸、風の無い時はジーゼルによる機走ですから燃料費が掛かります。その他係留費、毎年の船底塗り、クルージングに伴う食料、アルコール調達などが主な費用でしょうか。自分の力で船を動かし、フイョルドを走り、無人の島や湾へのクルージングに出るのは楽しいですよ。応募をお待ちしています。 　

こんばんわ、とても興味あります。瀬戸内海育ちなので海は大好きです。ウィンドサーフィン、ヨットの経験も少々あります。数年前にpower&sail squadronのコースも受けました。日本人で他に興味のある人と集まってワイワイしてみたいです。

Tomoko 　

　いよいよ３月、ヨットシーズン開幕も間もなくです。来週末天気が良ければ船を出そうかとも考えています。コクピットはドジャーという幌で覆われていますから寒くはありません。これまでに１０名の方から応募がありました。ありがとうございます。ただ全て女性の方なので、男性もお待ちしています。奮ってご応募下さい。 　

日本人だけ募集ですか？ 　

そんなことはありません。前に２人ほど白人の人がいました。全員英語は話しますが、どうしても日本語が主になり、結局馴染めなかったのか下りてしまいました。男性クルーは大歓迎です。 　

あーなるほど、わかりました。