中国ネット上で酷評…韓国大使館がオススメする韓国グルメ
2013/03/22(金) 15:39
在中国韓国大使館が中国版ツイッター・微博で「舌の上の韓国」シリーズとして写真付きで
韓国グルメを紹介している。韓国大使館がシリーズ第1段として「ブデチゲ」を紹介したところ、
中国ネットユーザーから多くのツッコミが寄せられた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
韓国大使館が第1弾で推薦したのは、韓国のチゲ料理のなかでもよく目にする「部隊火鍋」
こと「ブデチゲ」だ。紹介された写真では、普通のスーパーで見かける食材が使われ、ハム、
肉、インスタントラーメン、キムチなどを鍋で煮ているものだったが、椀に盛られた「ブデチゲ」は
まるで中国で一般的なインスタントラーメンそっくりの見た目だった。
微博のユーザーたちからは、「ブデチゲ」はまるで鍋いっぱいのインスタントラーメンのようだと
酷評され、「インスタントラーメンを食べてそんなにうれしいかな」と冗談めかして感想を述べる
ユーザーもいたほか、「韓国グルメは単純で、キムチ以外には存在しないのでは」とのツッコミも
あった。
そのほか、「これはインスタントラーメンだよね!」、「同情の涙が止まらない」など、中国の
ネットユーザーからは酷評ばかり。
一方で、「韓国グルメは豊富であり、味もキムチのようなものばかりではない。それぞれの
国で習慣は違うし、あっさりしたものを好む人も、濃い味を好む人もいる」と冷静な意見もあるようだ。
ブデチゲ(日本語表記では「プデチゲ」とも)は、朝鮮戦争の混乱期に登場した庶民料理と
される。日本風に言えば「B級グルメ」だ。物資が乏しい中にあって在韓米軍からの放出物資
などを使ったので、特に高価な食材は使われていない。料理名については、「韓国軍部隊で
若い兵士が共同生活をする際に皆で食べたことに由来する」などの説がある。(編集担当:米原裕子)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0322&f=national_0322_037.shtml