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農心のラーメン製品6種類のスープから発ガン物質のベンゾピレンが検出されたことが分かり、ヌリクン
(ネット使用者)たちの非難を浴びている。関連製品は『ノグリ(たぬき)』袋ラーメンとカップ麺、セウタン・クンサバルミョン(海老湯の大きなどんぶり麺)など、一般人がしばしば接する種類だ。
ベンゾピレンは高温(約350〜400℃)で食品を調理または製造する過程で炭水化物やタンパク質、脂肪などが不完全燃焼された場合に生成される物質で、人体に蓄積された場合はガンを誘発して突然変異を起こす環境ホルモンだ。
23日、MBCは去る6月の食品医薬品安全庁の調査の結果、農心ラーメン製品から発ガン物質のベンゾピレンが検出されたが、食品医薬品安全庁と農心側は何の措置も取らなかったと報道した。
これによれば、農心の袋ラーメン『オルクンハン・ノグリ(ピリ辛たぬき)』と『スンハン・ノグリ(まろやかたぬき)』、カップラーメンのノグリ・大どんぶり麺、ノグリカップ、海老湯大どんぶり麺、新鮮うどんなど、6種類の製品のスープからベンゾピレンが検出されたことが判明した。
検出されたベンゾピレンの量はスープ1kg当たりでオルクンハン・ノグリが2.0マイクログラム、スンハン・ノグリが4.7マイクログラムなど。
食品医薬品安全庁はラーメンのスープのベンゾピレン検出量に対する基準がなく、特別な措置を取らないことが分かった。
食品医薬品安全庁は食用油の場合は1kg当たり2マイクログラム、魚類2マイクログラム、粉ミルク1マイクログラム未満など、ベンゾピレン検出量の基準が決まっているが、ラーメンのスープにはこのような基準がなかったという説明だ。
これに対して農心側は、「スープから微量のベンゾピレンが検出されたことを問題にすることはできな」
とし、「去る6月に食品医薬品安全庁の通報を受けて生産工程を2ヶ月間停止、調味料納品業社を変更した」と説明した。
しかし既に市場に流通した製品を回収するなど、農心側は去る6月の食品医薬調査の結果を伝え聞いた後、関連製品の生産と出荷を2ヶ月間中断して、調味料の納入業社も変更したとMBCは明らかにした。
ソース:NAVER/世界ファイナンス(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=022&aid=0002452852