カナダ人（普通の白人たち）は何か失敗した時など言い訳するのは普通のこと？というか、そうするのがカナダ社会なのでしょうか？

うちの会社は上司を含め皆さん何か失敗した時にグダグダと言い訳を並べるんですよ。忙しかったとか、家族が大変なことになってたとか、同僚が急に仕事を辞めたとか、客が一気に押し寄せたなどなど。

日本だと通常いい大人が自分の失敗を言い訳するなんてみっともないと思うんですよね。
例えば子供が「妹がじゃましたから〜ブラブラブラ…」って言い始めたら「言い訳しないの！」って怒られると思うんですよね。

話が横道にそれちゃいましたが、もしもこっちではそれが普通なら、自分が失敗した時も言い訳しないと自分がダメ人間みたいなレッテル貼られちゃうかなって心配になりました。

皆さんどうしてますか？

日本人も言い訳します。

日本人は地位が高ければどれだけ失敗しても、ほとんど謝らなくていい。特に部下や後輩にどれだけ迷惑をかけようと謝る必要は無い。逆に地位が低いと、すいませんしか言ってはいけない。実際の行動の正否は関係なく、上下関係で言い訳するかどうかがきまる。カナダはまだだれでも言い訳できていいよ。

日本人は何も間違ってなくても、反論の余地無く、客や上司に謝らなくちゃいけないから、それよりいいでしょ。

責任の所在が自分にないとき、たとえば、実は同僚の誰かのミスとか…なら、言い訳するのが当たり前だと思います。

個々のケースによりけりだと思いますが（日本人でもカナダ人でも、責任を他人になすりつける人はいますから）傾向として、日本人は、自分が失敗した時は、自分が悪かったと責任を引っかぶって、何も言わないことのほうが美しい？みたいな文化はあると思います。

でも、何も言わないと、状況は誰にもわからないわけですよね？
それを「言い訳ばかりして」みたいに捕らえてしまうのは、違うと思います。
内容によって、それが「ゴタクを並べてる」だけなのか、本当の理由だったのかはわかるでしょう。

何か失敗したときに、何も言わずにうつむいているより「家族が大変だったから」とか何か情報を入れてくれるほうがコミュニケーションとしては良いように思います。

>自分が失敗した時も言い訳しないと自分がダメ人間みたいなレッテル貼られちゃうかなって心配になりました。

「言い訳」というようなネガティブな言葉で置き換えるからダメなんですよ。
言い訳というのは、基本的にウソっぽさが漂う言葉ですよね。
ウソを言う必要はないですよ、「説明」と思いましょう。
なぜダメだったのか、なぜできなかったのか、それが家庭内の理由であっても身体上の理由であっても、何も説明なしよりは、あったほうが良いと思います。