2005年4月29日朝、関西空港発仁川空港行き大韓航空機に乗りました。関西空港で週刊誌を買い、機内で読んでいたのですが、すぐ読み終わり、隣の女性が日本人っぽく見えたので、「よかったら週刊誌読みませんか」と言って、あげてしまいました。ゴミを捨てるのが面倒だったからです。
私は退屈だったので、隣の女性に話しかけてみたら、その女性に「あなたワーホリでしょう?」ときかれました。カナダではよくある質問ですが、日本に日本人ワーホリなどいるはずがなく、おそらく「ワーホリ経験者ですか」という意味できいているのだと判断し、「昔ワーホリやってましたが」と答えたら、その女性は「あなたワーホリでしょう、というのは、馬鹿っぽく見えるっていう意味ですよ。どうせ日本食レストランでウェイターとかやってたんでしょう」と言うのです。私はそのとき、いかにもバックパッカーという風貌で“I AM NOT AMERICAN”というTシャツを着ていました。
初対面の人にずいぶん失礼なことを言う人だと思いましたが、ワーホリを頭から馬鹿にして偉そうな口をきく人は、きっと海外移民だと思い「あなたは移民でしょう」ときくと「そうですよ」と言うので、私は「移民でしょう、というのは、部落出身の詐欺師でしょうって意味ですよ」と言い返しておきました。
その人は、海外在住で移民コンサルタントをやっていると言いました。私は彼女に、こう言いました。