■朝日が敗北宣言!
朝日:「良心的な日本人にとって戦争の記憶と繋がる国旗国歌の強制は、受け入れられないものと信じていた」
条例制定は「府民の総意」と繰り返す橋下氏に、争点になったわけでもない君が代強制が
「ホントに 府民の総意なのか?」を突きつけようと思ったのだ。維新の会に投票した人は
既得権に切り込む橋下氏の 改革力に期待したのであって、君が代強制に期待したのではないはずだ。
記者が街に出て、維新の会に投票した人を探し、条例への是非を聞いて回った。
我ながらなかなかのアイデアだ。 結果は思ってもみないものだった。
30人中26人が「君が代条例に賛成」。
『当たり前のルールを守れない人が、先生をしていること自体おかしい』という。
ショックだった。正直、6〜7割が「反対」と答えると思っていた。
良心的な日本人にとって、国内外に大きな犠牲を もたらした戦争の記憶と繋がる国旗・国歌の強制は
根源的に受け入れられないものと信じていた。 その人達こそ、朝日新聞の読者だと思っていた。
だがそんな人達は、もはや“1割しか”いないのだ。良心的に世論をリードしているつもりが、
「振り返ってみたら誰もいなかった」のである。私が想定していた読者像は、
自分たちに都合のいい甘いものだった。 本当に想定しなくてはいけない読者は、
朝日新聞的リベラルな主張を、「ウソっぽい」、あるいは「嫌い」だと感じている、
世の中の9割の人たちだった。世の中が見えていたのは朝日新聞ではなく、橋下氏のほうであった。
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/special/2012070900007.html
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