韓国人女性、日本で隠し撮り被害 「Tという名前の日本人が反韓感情から隠しカメラを設置し、動画をインターネットで広めた」
昨年10月、インターネット上に、日本人男性が韓国人女性らと性交渉を持つ場面を撮影した動画が広まった。
日本の成人向けサイトに掲載された「韓国芸能界の悲しい事情」と題する長さ21分の動画には、
1人の男性が同じモーテルで韓国人女性に金銭を払い、売買春を行う場面が映っている。
動画には約20人の女性が登場し、繰り返し登場する女性もいた。
動画に登場する男性の顔はモザイク処理されているが、女性の顔ははっきり分かる。
動画を公開された女性は、売買春女性の人権相談窓口に「死にたい」と苦痛を訴えた。
海外遠征売春で客と接したところ、隠し撮りされたという訴えだった。
これと同様に、動画で顔を公開された別の女性は精神科で治療を受けている。
釜山地方警察庁国際犯罪捜査隊は、動画を細かくチェックし、男性の顔がモザイク処理されていない1−2秒の場面を発見した。
警察は男性の顔をキャプチャーした写真を遠征売春した女性たちに見せ、男性の身元を探った。
女性たちは「この男を処罰すべきだ」と興奮し、自分たちのネットワークを通じて男性を探し始めた。
警察は女性に写真を見せてから1日後、動画に登場する男性がTという名前の日本人だということを突き止めた。
国際犯罪捜査隊のナム・ジェウ・チーム長は「被害を受けた女性たちは、Tが東京で単独で反韓流デモを行う様子を目撃しており、
Tは反韓感情から隠しカメラを設置し、動画をインターネットで広めたとみられる」と指摘した。
釜山地方警察庁は、この男性の身元情報を日本の警察当局に伝え、捜査協力を求めた。しかし、日本側からは何の回答もないという。
同庁は「韓国人女性が大きな被害を受けた事件であり、Tという男性が処罰されたかどうかだけでも知りたい。
だが、何の連絡もなく残念だ。海外遠征売春事件では、海外の警察との捜査協力がうまくいかないことが問題だ」と述べた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/16/2012061600517.html