人間の口と肛門を繋ぎ合せるという斬新かつ衝撃的な内容が話題となり、連日満員、立ち見が続出、9週間にわたるロングランヒットを遂げた問題作ホラー「ムカデ人間」。それから一年、待望の続編「ムカデ人間2」が完成したが、日本公開が危ぶまれているという。



内容がさらにパワーアップしているという「ムカデ人間2」。前作では人間が3人が繋がる悲劇が描かれたが、続編ではなんと12人繋がるらしい。さらに物語もより陰湿になっているようで、そのあまりの過激さからイギリス、オーストラリアで上映禁止が決定した。

イギリスでは映像審査機関が、「主人公の妄想による性的暴力行為が過激的だ」という理由から全面上映禁止。その後DVD発売が決定したものの、大幅なカットが加わったものとなった。続くオーストラリアでもレイティング評議会は上映禁止を発表。上映禁止を要求していたキリスト教団体FamilyVoice Australiaの広報ロス・フィリップス氏はこう語る。「オーストラリアの家庭を代表して、評議会の決定に感謝いたします。拷問に基づくわいせつな映画をかけるオーストラリアの映画館はありません」。

続く日本でも、前作「ムカデ人間」の配給元であるトランスフォーマーが「ムカデ人間2」の配給権を購入。しかし、日本も例外無く上映禁止の危機に直面している。前作の上映館であるいくつかの劇場に打診したものの…「過激すぎて上映できない」と却下。映倫にレイティング審査を依頼、その結果は「オリジナルプリントのままでは日本では上映してならない」という最も厳しい判断に。その後、修正を加え、再審査中だという。果たして、日本で公開はできるのか!?　今後の行方に注目だ。

ちなみにシリーズの生みの親トム・シックス監督は、早くもシリーズ3作目「The Human Centipede III Final Sequence（原題）」を準備中。



。。。。準備するなよ。。。。

3作目は、500人連結だそうです。