1週間後に帰国し、さらに1週間後の日曜日、警察官が隣の大家さんといっしょに訪ねてきました。大韓航空機内での強制猥褻事件について被害届が出ているので、署まで任意同行して欲しいと言うのです。私は無実を主張しましたが、警察官は「『ふれいざー』の宮坂まり編集長が同じ機内にいて、あなたが触るのを目撃したと証言している」と言いました。
ゴールデンウィーク中は料金が高いので、この時期に飛行機に乗る人は、それ以外の時期に乗れないサラリーマンに決まっています。海外在住日本人が、わざわざこの時期に乗るでしょうか。宮坂編集長が機内にいたら、気づくはずですが。いずれにせよ2005年4月29日に彼女がどこにいたか、そして関西空港発仁川空港行き大韓航空機に搭乗していたかどうかは、調べればわかることです。
海外在住者がみんな部落出身の詐欺師というのは、彼らの企業秘密であり、これをバラした人にはいかなる手段に訴えても報復するというのが、この世界の掟です。隣の席の女性に、なぜ私の住所がわかったかというと、私が彼女に「カナダの日本語誌『ふれいざー』の元執筆者だ」と話したからです。彼女はふれいざーホームページを見て、編集部にコンタクトを取り、宮坂編集長から私の住所を聞いたのでしょう。宮坂編集長は、私が連載した「カナダ人物列伝」の作者に成りすますため、私の信用を傷つけてやろうと前から企んでいたので、とにかく何とかして逮捕させれば、「ふれいざー」の記事にできると狙っていたようです。
大家さんは警察官に、こう言いました。
「高橋さんが引っ越して来てすぐ、宮坂編集長から高橋さんを中傷する手紙をもらいました。そこには、カナダ人物列伝の作者は高橋さんではなく自分だ、高橋さんとその家族には全員犯罪歴があるなどと書かれていました。初めは信じていましたが、あとで全部嘘だとわかりました。彼女は『高橋さんがカナダ人物列伝の権利の全てを自分に譲るまで、永久に嫌がらせを続けると言えば、そのうち観念するだろう』と言っていました。」
警察官は、引き上げて行きました。さらに翌週の日曜日、再び私の家に来てこう言いました。
「先日の被害届ですが、虚偽だとわかりました。詳しい事情を聞きたいので、やはり署まで同行してもらえますか?」
被害届を受理したということは、被害者の住所・氏名などは当然聞いているでしょう。逆告訴したい気持ちはやまやまですが、いったん被害届を受理している以上、検挙できなければ迷宮入りとなり、検挙率が下がります。検挙率が目に見えて下がると、府警本部長が左遷・降格などで責任を取らされるので、日本の警察は立件した以上は、「いかなる手段に訴えても」検挙するでしょう。そもそも逆告訴の話は、私をおびき出す罠かもしれません。警察署に行けば何をされるかわからないので、拒否しました。警察官はその後二度と、来ませんでした。
この虚偽告訴事件がその後どうなったかは、わかりません。大韓航空キャビンアテンダントの消息についても、わかりません。私は大韓航空のブラックリストに登録されており、搭乗できません。もう乗りたいとも思いませんが。宮坂編集長はその後も近所に怪文書を撒いたり、mixi掲示板上で私を脅迫したり、勤務先に脅迫電話をかけたりして起訴され、栃木刑務所に服役しました。今も「ふれいざー」の発行は続けています。詳しくは以下を参照。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1640869&page=1&id=41799613
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=1&comm_id=1640869&id=46694331