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No.5835
日本・トルコ友好秘話
by
無回答
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日本
2009/01/26 16:56:51
明治23年、付近で遭難したトルコ軍艦エルトグロール号の遭難碑が建ち殉職した581名の乗組員の霊を祀っている。
1890年(明治23年)9月16日、トルコ皇帝ハミル2世が日本に派遣した特使一行を乗せたエルトゥール号が、帰路、暴風雨に遭い、和歌山県串本町沖合で岩礁に衝突し遭難するという事故が起きた。
この事故で、特使を含む518名は死亡したが、死を免れた69名は、地元民の手厚い救護により、一命を取り留めた。
この時村人たちは、台風により漁ができなく、自分たちの食べるものさえ無くなってしまうという状況にあったにもかかわらず、非常時のために飼っていた、最後に残ったにわとりまでも、トルコ人に食べさせ介護したのだった。また、遭難者の遺体を引き上げ、丁重に葬った。
この話は、和歌山県知事から明治天皇に伝えられた。その後遭難者たちは明治天皇の命により軍艦2隻でトルコに送り届けられた。このことは、日本中に大きな衝撃を与えた。
この話に同情した「山田寅次郎」なる人物が、一民間人として新聞社などの協力を得ながら全国を歩いて義捐金を集め、それを携えてトルコに渡った。
1892年4月4日、イスタンブールに上陸した山田は、外務大臣サイド・パシャに義捐金を手渡し、皇帝アビドゥル・ハミト2世に拝謁した。山田寅次郎はトルコ側の要請で、そのままトルコに留まり、日本語を教えるとともに、日本とトルコの友好親善に尽くした。
この時の教え子の中に、後にトルコ共和国初代大統領となる、ケマル・パシャ(アタチュルク)がいた。
時代は下って、イラン・イラク戦争が始まった、1985年3月17日、イラクのサダム・フセインが「今から40時間後に、イラクの上空を飛ぶ飛行機を打ち落とす」ということを世界に向かって発信した。
イランに住んでいた日本人は、慌ててテヘラン空港に向かったが、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。世界各国は自国民の救出をするために救援機を出したが、日本政府はすばやい決定ができなかった。空港にいた日本人は、パニックに陥った。
そこに1機のトルコ航空の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機は日本人216名全員を乗せて、成田に向かって飛び立った。タイムリミットの、1時間15分前であった。
なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。
この時、元駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。
「エルトゥール号の事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥール号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです」
---
私たちは、イラン・イラク戦争で216名の日本人を救出してもらったことを決して忘れてはいけないのである。それこそ、友好の証なのである。
Res.1
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バンクーバー
2009/01/26 17:11:57
国と国の友好はこうあるべきですね。
Res.2
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無回答
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無回答
2009/01/26 17:22:23
そんな美談は過去の話。
実際にトルコに住んでみたら分かる。
Res.3
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無回答
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バンクーバー
2009/01/26 17:53:23
↑そういう事じゃないでしょう。
この話から一人ひとりが何を感じるかが大切なわけで。
Res.4
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無回答
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無回答
2009/01/26 18:54:57
こういうあり方が正しいと思ってみたところで、
現実はそうでないことを認識した上でなければ単なるファンタジー。
現実こそ全て、現実こそが正義。
Res.5
by
無回答
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無回答
2009/01/26 18:55:33
このトピって定期的にたちますね
Res.6
by
無回答
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無回答
2009/01/26 19:12:47
トルコから飛行機がきた、それだけでも想いはある。
Res.7
by
無回答
from
バンクーバー
2009/01/26 20:19:42
トルコを旅行してみて遊牧民族は人を受け入れる懐が広いことを知りました、日本人の心の狭さとは大違いです。
Res.8
by
無回答
from
無回答
2009/01/26 20:52:38
確かに前にもあったね、同じ内容のトピ。
でも良い話だよね。
1985年から100年近く前に起こった事を忘れずに感謝の気持ちを持ち続けてくれ、国をあげて助けてくれたんだもんね。
Res.9
by
無回答
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バンクーバー
2009/01/26 21:41:28
>こういうあり方が正しいと思ってみたところで、
>現実はそうでないことを認識した上でなければ単なるファンタジー。
現実の国交がどうのこうののレベルではなく、自分の心の在り方のレベルの話ではないでしょうか?
そんなふうに斜に構えて高みから分析する(自分とは関係ない話だと切り捨てる)のではなく、一人ひとりが「苦しいときに私たちを助けてくれた、ありがたい」と言う気持ちを持っていれば、その感謝の心は次の感謝の行為へと結びつく、という事だと思います。
100年以上前の美談で今は全然違う、と鼻でせせらわらうのではなく、感謝する気持ちの尊さとそのパワーを感じることができれば、このトピの意味があると思います。
私はだいぶ前にここで同じ内容のトピを読みましたが、その時、感謝や善意の連鎖というものの素晴らしさを感じました。
今の世界を見ていても、嫌悪からどんどん憎悪が連鎖してことがよくあります。
でも、最初に嫌悪というネガティブから入るのはなく、感謝というポジティブから入るだけで、同様にどんどん世界をポジティブな方向に連鎖させる力を、人間は持っているのではないでしょうか。
Res.10
by
無回答
from
無回答
2009/01/26 23:52:57
私もこの話を知っていたので、ラスベガスで困っているトルコ人のおやじを助けてあげようとしたら(帰りのバス代がないというので小銭をあげようとしたら)いきなり$400を財布からぬきとられ走って逃げられた。
周りにいた人が追いかけたり助けてくれたけど、逃げられた。
ラスベガスで「俺はサンフランシスコにレストランを持っている。財布を落とした」と噓をつくおやじがいたら、だまされるふりをして警察かホテルのセキュリティを呼びましょう。
誰かつかまえたら、掲示板に書き込んで。
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