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No.548
相対性理論と原子力爆弾。どう関係があるのですか?
by GrassRoots from トロント 2005/08/23 19:36:11

今年はアインシュタインの相対性理論が世に認められて100周年だそうです。その相対性理論とは何ぞや?Webで調べてフーン?理解したつもりです。光の速さのことね。。。
でもWebでいくら調べても相対性理論と核分裂に関しての情報が得られません。
なぜアインシュタインの相対性理論が、核兵器開発のきっかけとなったのでしょうか?
どなたか教えてください。
たまにはまともなトピもいいのでは?

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2005/08/23 19:59:15

それはねE=MC2の公式です、質量Mがすべてエネルギーに変わると質量かける光のスピードの二乗と同じ。
分裂より融合の方が遙かに大きなエネルギーが出てくるの。どうしてかは本をよく読んでね  
Res.2 by アイーン from シタイン? 2005/08/23 21:07:01

ということは
広島型よりも長崎型のほうがよりパワーがあるということですね。  
Res.3 by 無回答 from バンクーバー 2005/08/23 21:16:42

アインシュタインは相対性理論で核を作ったわけではなく、原子爆弾というのが理論上は作れますよ、ナチスが作るかもしれませんよってアメリカの大統領に示唆しただけです。開発にもかかわっていません。 
 
実際開発責任者はオッペンハイマーですし。結構、アインシュタインが作ったって言っている方いますけど、誤りです。 

実際に核分裂は不安定核が分裂してより軽い元素を二つ以上作る反応のことだから、そんなに相対性理論は関係ないと思います。相対性理論があったからできたのではなく、相対性理論のおかげで、すごい力が出るのが証明できたのでは。  
Res.4 by 無回答 from バンクーバー 2005/08/23 21:30:31

アイーンシタイーンさん、広島型も長崎型も同じ核分裂型爆弾です。
広島型はウランで長崎型はプルトニウムですけど。
核融合型は水素の原子を融合させる水素爆弾です。でも核融合型が核分裂型より強力なのは間違いないです。現在の爆弾ほぼ融合型でしょうー。  
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2005/08/24 09:55:58

核分裂や融合は古い型の兵器です、まだ使われたことはないが中性子爆弾や磁力線爆弾なども開発されている、これだと生物、電子兵器など選択して破壊でき、インフラを残すことが出来るので侵略時有利。  
Res.6 by 無回答 from 無回答 2005/08/24 11:05:52

Res1さんのコメント、簡潔だけど、繋がりが一番分かりやすかったです。 このトピ面白いですね。

私の拙い記憶では、核融合を起こすには物凄い速さで分子を衝突させなくてはいけないんですよね。   
Res.7 by 無回答 from 無回答 2005/08/24 15:44:11

今は相対性理論も新相対性理論も、パワーに付いて何がパワーか考えるかが変わってきてません?今は兵器よりもビジネスで良く耳にしますね。  
Res.8 by 核融合 from バンクーバー 2005/08/24 18:09:02

核融合は決して古いとはおもいません。確かに兵器して開発されたのは名がーい歴史がありますが。核融合発電が出来るようになれば少しは世界の原子力発電所の安全性もあがりそうなのに。電気ももっと安くなりそう。
あ、でも新しい技術には危険が付きまとうものだけどね。っまあウチラが生きているうちには実用化は無理かな。  
Res.9 by ヒロ from バンクーバー 2005/08/24 23:17:18

核融合とかとはまったく関係ない(と思うのですが)この前どうやらこの世には反物質なるものがあるという話を知りました。これってほんとなんですかねぇ???もしそうだったら怖いなぁ。。。
すみません、トピずれで。  
Res.10 by zweistein from バンクーバー 2005/08/25 01:09:16

Res.11 by フュージョン from 無回答 2005/08/25 01:44:42

原子力発電は放射性廃棄物の処理の問題を先に解決しないと、これ以上続けるのは生物にとって危険ですよね。
今はコンクリートで固めて地下に埋めたりしているけれど、それだって地下水に放射性物質が漏れ出したりする危険性が指摘されてますもんね。 結局は周り回って人間にしっぺ返しが来るんですよね。
ソーラーパワーの開発がもっと進むといいなぁ。
なんか、先が危なそうなのに子供産んだって育てるの大変な上に無駄になっちゃいそうだし、自分の人生だけに専念しようかな〜と考えている今日この頃。  
Res.12 by 無回答 from 無回答 2005/08/25 10:23:54

おれのあいまいな勉強からのあいまいな記憶によると、相対性理論は、それまでのニュートン力学においては時間は「絶対的」なものとされていたのに対して、実際は時間は重力によって変わり「相対的」なものであるという主張だったと思います。つまり、重力が大きい場所(ブラックホールなどの近く)での時間の進み方はそこより重力の弱い場所よりも遅いというようなことだった気がします。つまり、仮にブラックホール周辺を周回できる宇宙船があれば、地球から出発してそこを周回してまた地球に戻ってくれば、地球では数百年がたっていて浦島太郎状態になることになると読みました。

この「相対性」をアインシュタインはこう説明しています。

「熱いストーブの上に一分間手を載せてみてください。まるで一時間ぐらいに感じられるでしょう。ところがかわいい女の子と一緒に一時間座っていても、一分間ぐらいにしか感じられない。それが相対性というものです」

かれは自然科学の垣根を越えて物事を考えようとしていて、個人的には大好きですね。彼の格言。

これが核兵器と関係があるのか無いのかは、私は分かりませんが。  
Res.13 by トピ主 from トロント 2005/08/25 20:29:36

皆さんいろいろな情報ありがとうございます。大変勉強になりました。
しかし、アインシュタインが発見したした理論。すなわち、移動する2つの異なった物体から、同じ力で発せられた物体の速度は常に一定。それががなぜ、ナチが核兵器を開発できる可能性がある。とつながったのですか?トピずれして歴史の分野に入ってしまいましたが、これはいかに?  
Res.14 by あれ? from バンクーバー 2005/08/25 22:03:47

移動する2つの異なった物体から、同じ力で発せられた物体の速度は常に一定。
 
 上記は違うのではないですか? 時速100キロの車から時速100キロのボールを投げると時速200キロ。 時速10キロの車から時速100キロのボールを投げると時速110キロ。
 ただし、光は時速100キロで走る車からでもとまっているくるまからでも一定のスピードで出ます。光に関してはスピードの加算はできないとおもいます。  
Res.15 by とぴぬし from トロント 2005/08/25 22:27:22

と私も納得がいかなかったのですが、こうではないでしょうか?
>時速10キロの車から時速100キロのボールを投げると時速110キロ。
そこに多くの科学者(科学者ではありませんが、私も含め)の概念に対する落とし穴があったのでは?
確かに”地面”に対する速度は 110キロです。
しかし、基準とするものが無。地面が無いとして、発せられた物体そのものだけが、空間を移動する速度。といえばわかりやすいでしょうか?
大気摩擦や物体を発進した器具、あるいは状況などによって、地球上での実験では多少の変化はあると思いますが、数式上では成立すると考えられます。
 
Res.16 by 無回答 from 無回答 2005/08/25 23:14:26

もうちょっと状況をしっかり把握しないとなんともいえないね。「異なった物質」って何が異なってるの?質量?それだったら同じ力で発射されても当然速度は変わってくるよね?でもこれならニュートン力学でも解ける問題だから相対性理論とはあまり関係ないのでは?

 
Res.17 by 無回答 from 無回答 2005/08/26 03:03:50

あれ、アインシュタインの相対性理論って光の速度についてじゃなかったっけ。 光には質量ないですよね。  
Res.18 by トピ3 from バンクーバー 2005/08/26 17:58:41

当時、アインシュタインは理論的に原子爆弾というのもがとてつもない威力を発揮するというのを予測しました。(核分裂による兵器の可能性を書いたのは別のユダヤ人研究者です)

当時のドイツの軍事技術力はアメリカ以上とは言いませんが(間違いなく英国やフランス以上)世界でもトップクラスの技術大国です。
世界初のロケット兵器を開発したのもドイツです。ロケット技術、戦車、化学兵器部門で言えばアメリカ以上だったでしょう。

そんな技術大国が原子爆弾を作れない可能性は0だとは言い切れませんよね。だから彼はルーズベルトに開発を進言したんではないでしょうか。ドイツに先を越されて開発されてしまったら、イギリス、ソ連が原爆の最初の被爆国だったかもしれません。もしくはアメリカの東海岸か。

 
Res.19 by とぴぬし from トロント 2005/08/26 22:25:57

18さん。トピに対する的確なお答えありがとうございます。
さて、トピずれして、相対性理論とは何ぞや?
という議論になってきました。
私も定かではないため、いろんなHPにアクセスしてみました。
以下は、「相対性理論とは」で検索してHITしたサイトの一つからの引用です。

時速24Kmでボールを投げている少年がいると仮定する。そのボールは少年が立ち止まっているか、何か動いている物の上に居るか、という事とは無関係に、少年に対して時速24Kmという速度で進む。例えば、少年が動いている自動車に乗っているなら、ボールは少年に対して時速24Kmの速さである。しかし、地面に対してのボールの速さは、車の速度と進行方向とによって、速くなったり遅くなったりする。

車が時速8Kmで橋に向かって進み、少年がボールを橋の方へ投げるなら、車の速度とボールが加わって、ボールは地上を時速32Kmで飛び、時速32Kmの衝撃で橋に当たる。反対に、少年が橋から遠ざかりながら、橋に向かってボールを投げる場合、車の速度はボールの速度から差引かれボールは僅か時速16Kmの衝撃で橋にぶつかることになる。

さて、少年を遠くの星に、橋を地球上の望遠鏡に、投げられるボールを星から空間を通って望遠鏡に向かって進む光波と置き換えて見よう。そうすると、光波は光の速度で、すなわち星に対して秒速300,000Kmで星から「投げ」られる事になる。二つの場合の間の共通性はここまでである。

星と地球が、秒速160,000Kmの速度で互いに接近しているなら、動いている電車の速度ボールの速度とが加算されたように、このお互いが接近する速度に光の速度が加えられる。そこで、光波は観測者の目に秒速460,000Kmの衝撃を生む。

反対に星と地球が秒速160,000Kmで遠ざかっているなら、速度は減算されて、観測者の目には秒速140,000Kmの衝撃を生じる。

これらの二つの結果を比較してみると、それぞれの場合に光の速度が「違って」いることが分る。しかしこれは、光速が観測者に対し常に一定であるという第二の公理に反する。だから、上のような予想はあり得ないし、光が観測者に対して色々な違った速度を持つことはあり得ない。結論として、光波が各々の場合に、秒速300,000Kmの衝撃を生じるという事が言えるだけである。そして、第二の公理により、観測者あるいは光源が、どんなに早くあるいは遅く、接近したり遠ざかったりしても、、それは間違いではない。すなわち、光速は観測者に対し常に一定で、秒速300,000Kmで進む。

次の事について考えてみよう。観測者と星が互いに秒速290,000Km、あるいは秒速1.6Kmの速度で、近ずいたり離れたりしていても、その事には関係なく、星から来る光波は観測者に対して300,000Kmの速度で進む。光波についての、この同じ公理が、自動車に乗っている少年に当てはまるなら、車が早かろうが遅かろうが、橋に向かっていようが、遠ざかっていようが(勿論、少年は時速24Kmでボールを投げると仮定する)、ボールは常に同じ速度(時速24Km)で橋に当たることになる。

この公理は革命的な説であった。常識を無視しているように思えたが、全ての実験がこの結論を支持したので、アインシュタインはこれを彼の基本的公理の一つとした。彼はこれを宇宙の基本法則の一つであると信じたのである。

トピ主:
以上の文を読んだ限りでは、やはり、光だけに限らず、宇宙での法則では、槍を投げようが、光を投げようが、いかなる速度で移動するいかなる物体から、同じ力で放たれたいかなる物体も、宇宙空間で移動する速度は同じ。
という事ではないんでしょうか?
単に光に限ったことではなく、地球上で生活する科学者ではとうてい気づきにくい、身の回りの物体においても、宇宙空間ではこの法則が当てはまる。
ここに世紀の大発見といわれる根拠があったのではないでしょうか?
間違っていたらごめんなさい。
とにかく自分なりの解釈は以上のとおりです。
あまり自信ありませんが。。。。



 
Res.20 by トピ18 from バンクーバー 2005/08/26 22:57:51

相対性理論の中身は単純に見えて難しすぎです。自分にはわかりかねます。どんな相対的状況下で見ても、光の速度は同じという考えは、どう考えても常人の理解を超えています。アインシュタインが天才という理由がわかる気がします。おまけに100年もたっているのに未だに決定的な反証がないのは理論というより自然の摂理という感じですね。どちらにしても常人の頭脳では考えつかない理論ですね。  
Res.21 by 無回答 from 無回答 2005/08/26 23:38:40

またさらにずれるかもしれないが、相対性理論のあとに出てきた量子力学は相対性理論をある程度?(何らかの形で?)批判したのでは?電子の位置は確率的にしか分からない(みたいな事に対して)アインシュタインは「神はさいころをふらない」なんていって反対していたような。知ってる人いますかね・・・。  
Res.22 by 難しい。 from バンクーバー 2005/08/27 00:02:02

その話は聞いたことがあります。
アインシュタインが誰かに月を見上げてください。月はそこにありますね。貴方が目を離したら消えてしまう。そしてまた見上げたらそこに現れる。 そんなことが信じられますか? というようなことをことをいっていたのが記憶にあります。量子学に対する批判だったと思います。

 相対性理論も分からなくても当のアインシュタインも理解できていないというジョークもあるくらいですから。
 
Res.23 by トピ18 from バンクーバー 2005/08/28 00:37:27

ということは光の絶対的速度というの結局は自然の摂理ではなく、所詮は人間の考えた理論の一つというわけですね。反論があるからには、相対性理論も今では物理学会では認めらてないということですかね。  
Res.24 by 無回答 from 無回答 2005/08/28 23:00:34

僕は読んだことありませんが、トーマス・クーンの『パラダイム・シフト』を参照されるといいと思います。科学におけるパラダイム(ここでいうニュートン力学や相対性理論)がまさにどのようにシフトしたのかについて触れられているはずです。またこの本は、Theory of Theory(学説史などにおいてセオリーがどのように移り変わるのかについての一般的なセオリー)について書かれている本としても有名です。僕も、時間ができたら読んでみたいものです。  
Res.25 by 無回答 from バンクーバー 2005/08/29 10:43:18

自然科学の一つ、ところがこの自然というのがとてつもなくでかい、三位一体という言葉があるが電磁力、引力、分子間力を一つの計算式で表そうと試みたが相対性理論や特殊相対性理論でも無理があることがわかった。最近研究が進められているのはストリング理論。これも理解するのがやっかい。  
Res.26 by トピ主 from トロント 2005/08/29 16:58:17

チンプンカンプンとはこのことでありましょうか?
ところで、Res19の解釈はあっているのでしょうか?  
Res.27 by トピ19 from バンクーバー 2005/08/29 23:12:04

その答えに答えられえる人物は世界に1000人もいないかもしれません。現段階でぱっと答えられる人はそうはいないかもしれませんよ。  
Res.28 by 保存食 from 日本 2005/09/14 11:14:08

当時の日本は日本の敵対国として連合国と戦争をしていましたけども、その連合国が広島や長崎に空爆したとされている原子力爆弾は実険的に投下されたもので、たまたま偶然に広島や長崎の上空が晴れて地上が見えたからで、もし広島や長崎の上空が晴れなければ、そもそも原子力爆弾は投下されずに済んでいて、また別の他の小さい爆弾で最小被害に抑える事が出来たものかと思われます。  
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