[トロント 2日 ロイター] カナダ・トロントのピアソン国際空港で2日、エールフランスのエアバスA340型旅客機が着陸の際、滑走路をオーバーランし炎上したが、乗客・乗員309人は全員生存しており、死者は出ていないもよう。
空港当局者は、「犠牲者は出ていない」と述べ、乗客297人、乗員12人全員が機体が炎上する前に脱出したことを明らかにした。
パリのエールフランスの広報担当者も、「現時点の情報では、乗客・乗員に犠牲者はいない」と述べた。
事故機は、パリ発トロントの行きのエールフランス358便で、着陸時に滑走路を外れ、溝に激突し炎上した。機体が落雷を受けた可能性がある、との目撃者情報もある。空港は落雷の危険性から警戒態勢を敷いていたという。
カナダのテレビ局が警察の情報として伝えたところによると、操縦士と何人かの乗客が病院に収容された。また、ラジオ報道によると、14人が軽傷を負い、手当てを受けているという。
[ 2005年8月3日8時29分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=03reutersJAPAN183669&cat=17