募金集団、詐欺で再逮捕 通行人だまし被害2000万円 (共同通信)
難病支援を名目に街頭募金をしていた集団が、虚偽の求人広告でアルバイトを集めた事件で、大阪府警捜査2課は29日、通行人から計約2000万円をだまし取ったとして詐欺容疑で「NPO緊急支援グループ」主宰者の無職横井清一容疑者(34)=職業安定法違反罪で起訴=を再逮捕した。
“ニセ募金”は被害者の特定などが困難で、府警によると、詐欺容疑の適用は全国初。集めた金は総額4000万円に上るとみて使途を追及する。
調べでは、横井容疑者は昨年11月4日夜、大阪市中央区千日前の路上で、アルバイトの学生らに「難病の子どもを救う募金に協力お願いします」などと連呼させ、30歳代の男性から約6000円をだまし取るなど、10月21日からの約2カ月間に大阪市、神戸市、京都市など各地の繁華街で、不特定多数の通行人から約2000万円を詐取した疑い。
[ 2005年7月29日17時10分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/fraud.html?d=29kyodo2005072901002342&cat=38&typ=t