大金持ちの、私の友人の友人Ａは、とってもお金持ち。

先日、夕食に招待されて、聞かされた話に思わず絶句。

ＡのガールフレンドＧが、Ａとパートナーで共同経営している会社でバイトしていた時のこと。
社内で別の社員が、Ｇの私物が隠すなど、いじめがあったそう。
物が隠されたり、机のものが床に置かれていたり。

何度も、Ａがくだらないいじめをやめるよう、その社員に注意したが、いじめはとまらなかったそう。
そこで、その社員を解雇したところ、
共同経営者のパートナーが反対したため、解雇できなかった。

そこで、Ａがヒットマン（お金をもらって、人に危害を加える人）をやとって、その社員をボコボコにしたそう。

翌日、青あざをつくって出社したその社員の顔をみて、
喜んでいたＧだが、
まだ、そのいじめが収まらなかったそう。
そこで、またヒットマンを雇って、
またボコボコにしたら、
その社員は一週間会社を休むことになって、
それから、Ｇへのいじめが収まったと、
Ｇが大笑いをして自慢げに話すのです。

思わず絶句。

一応、苦笑いしてノーコメントで夕食を終えて帰宅。
一緒にいった友人に、
「この話、違法だし、すっごくくだらないよね。直接その社員と話せばいいことなのに。お金で人を雇って危害を加えるなんて信じられない」
というと私の友人は
「なんで？いじめた本人が悪いんだよ。いい気味だ」
というのです。

「でも、もし警察に捕まったらどうするんだろう」
「証拠なんであるわけ無いじゃないか。ＧとＡが直接殴ったわけじゃないんだし、ヒットマンを雇ったなんていう証拠もないし。君の頭がかたすぎるんだよ」
「・・・。」

ＴＶの必殺仕事人じゃないんだし・・・。
どうおもわれます？
私の頭が固いのでしょうか？

どこの社会でもあることです、戦前の日系社会でのこと、ミーティングで大勢で話し合っているときに少数意見でどうしても納得しない人がいたそうだ。夜遅く帰る途中で数人の男に取り囲まれ足腰立たないくらいボコボコに殴られたそうだ。次のミーティングでは反対意見を言わなかったそうです。
日本人はなんとか全員一致にしょうとするけど、民主主義のルール、多数決で決まったら反対意見はストップして決まったことに協力するという心の広さがない。 　

心の広さではなくそこでしっかり話し合えないから不消化のままでは協力しづらいのでは？それが難しい場合もあると思いますがね。
もししっかり話しあって納得できればしっかり協力できると思うよ