チップの文化のある国でサービス受けるのってたまにさびしく思う時があります。
私がカナダでレストランで働いていて、心を込めてサービスしているとチップを弾んでくれるお客様も多かったけど、でもなんていうか・・・複雑で・・・「チップがほしくて丁寧なサービスしていると思われているんだろーな」って思ってしまうし、私もカナダでサービスを受けていると「私（お客）を喜ばせたくてやっているんじゃなくてチップを弾んでくれることを期待しているんだよな・・・」ってちょっとさびしく思ったり・・・。
もちろん仕事はボランティアじゃないのでチップを期待するのはあたりまえなのですが、日本でチップをもらうわけでもないのに気のいいタクシー運転手さんとか愛想のいいウエイトレスさんなどに出会った時の喜びをチップのある国では感じないのがさびしいなー。

チップの文化のある国で育った人は、もともとこんなことは考えもしないですから。 　

↑
なんかおかしくないか？ 　

なんかわかる。同じようにいいサービス、いい笑顔でも日本のほうが純粋に喜べるってのはわかる。もちろんチップの文化で生まれた人はそんなこと考えないだろうけど、でも日本のチップのない文化ではサービスはチップのため(自分の利益)じゃなくお客に喜んでもらうため・この店を気にいってまた来てもらうためってわかっているからなんか気持ちいいんだよね。チップの文化で生まれた人にはわかんないだろーなこの感覚。 　

考え方次第ですね。

仕事をするのはお金のためだと考えているから、こういう考え方になる。仕事はお客様に喜んでもらえることだと考えていれば、サービスをする時も受ける時も、お金のためだなんて思わないでしょう。

日本と違い、カナダのレストランでは基本給が低く抑えられていて、チップが成績給（能力給）として付加される賃金体系をとっている。お客様に喜んでもらえるサービスをしてチップをもらうのは、当たり前のことです。当たり前のことを当たり前にしたら当然のこととしてチップをもらえる。自分が当たり前のサービスを受けて満足したら、チップをあげる。

感動するようなサービスを受けたら、チップをはずめばいいし、想像以上のチップをもらったのなら、自分のサービスがお客様に予想以上の満足を与えたのだから、素直に喜べばいい。ただそれだけなんじゃないのかな。
　

私は日本みたいに皆同じ時給より、能力主義のカナダのサービス業の方がやりがいがあると思いますが。でも、白人は比較的チップが多いのに対して、中国人はどんなに良いサービスをしてもチップが少ない。

　

皆で分けるのでしょう、日系レストランは？
やりがいとは直接関係ないのでは？ 　

私は中国人に２度程100ドル札でチップ貰ったことありますよ〜 　

いくら食べてよ？ 　

サーバー経験がありますが、一時期「お客さんは私のことを、チップ欲しさに愛想良くしているのだろうと勘繰っているのではないだろうか」という不安を感じてすごしたことがありました。　確かに、チップが欲しいですからサービスに努力していましたが、しばらくすると「サービスをがんばってもがんばらなくてもチップってあまり変わらない」と気づきました。　（田舎だからかもしれません）　それからは、リラックスして、心をこめて、自然にサービスできるようになったと思います。　自然体でサービスするようになってからは、お客さんの私に対する態度も全然違いました。

レストランに行ったとき、サーバーは無理して愛想よくしてるか、もともと愛想がよい人なのか、結構見てわかると思います。　もともと愛想が良い人は、別にチップをはずんでほしくて愛想良くしているわけではないです。　そういう素敵なサーバーを見ると、日本で感じるような喜びをちゃんと感じられますよ。　 　

ボランティアで玄関前、公園等の路上清掃する日本人の魂をカナダ人に見せ付けてやれ！