7月28日(土)
「We’ll live and die in these towns」
お詫びと削除のお知らせ
昨日の日記の記述の中に、参議院東京選挙区候補の丸川珠代さんのポスターのキャッチコピーに関しまして、不適当な表現がありました。丸川候補および関係者の皆様、またネットをご閲覧の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びいたしますとともに、昨日の日記を削除させていただきます。何卒、ご了承ください。
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんてね!そんなこと書くわけないじゃん。
こういうもっともらしい「お詫び」みたいなことを載せたりすると、なんとなく事が収まったような気がするよね。あーー、日本人でよかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!
ま、冗談はこのぐらいにして、昨日の日記に関して(当然選挙前のこの時期だからでしょうが)、変な解釈のコピーがでまわり、おかげさまでブログ炎上(笑)させていただきました(閲覧数27日が1万2千アクセス、28日が8万3千アクセスぐらい。但し、実数=閲覧者は2分の1から3分の1意外と少ない)。
ブログの方(HPをご覧になっている方はお気づきでないかもしれませんが、ブログもあります)の書き込みを見ると、「『日本人でよかった』って思って何が悪いんですか?」「私は朝、お味噌汁を飲んで『日本人でよかった』と思います」とか・・・・・・。
ここは、「日本人でよかったと思う瞬間」投稿コンテストじゃねえぇーーーwwwww
そもそも、「どこの国の人間でも、自分の国が一番と思っている」ことを前提としてないと、文章の意味が通じないでしょ?俺だって思っている(というか、自分のアイディンティティ以外を最高だ!と思える想像力の豊かな人はあまりいないはず)。
もう、世界中、ほとんど「オラが最高、オラが国が最高、オラの村が最高!」と思ってるわけで、イギリスの労働者階級なんて、大体そんな感じです(アメリカの田舎の白人もそう)。外国人なんて見たこと無い。見たとしても低賃金のマジョリティが嫌がる仕事をしている不法就労外国人とか、そういう人しかみてない。
それでゼノフォビア(外国人嫌い)が募ると。
しかし、そういうラッドな環境にいたとしても、海外へ行ったり、外国人の多い都市へ行ったりすると、初めて、同じ人間なんだと気づくことが多い。斬ったら同じ赤い血が流れる。つねられたら痛い。侮辱されたら気分が悪いし、殺されたら親や兄弟が悲しむ。
例えば、イギリスの労働者階級でもイングランド最高!ウェールズ最高!とか思ってる。
それを日本人が見ると、「電車は30分も毎日遅れる、店は日曜日閉まる。工事に呼んでもなかなか来ない。銀行行ったら1時間は待たされる。こんな所何が『最高』なんだ?」と思うわけで(でもいい所も一杯あるが)、同じことが、外国人が丸川のポスター見たら思うんじゃないか?
そういうことを、海外までいって仕事だか留学している丸川氏が、何故気づかず(というかわざとやってるんだろうけど)、公職の選挙のポスターのキャッチコピーに、しかも外国人だって多く住んでる国際都市東京で書くセンスが謎だということを書いているわけです。
田舎のあまり外国人のいない都市で、日本からあまりでたことのないようなおっさんがこういうコピーをひっそりと使うならともかく。
元々のコピーの意味がはっきりしないので、どうともいえないけれど、どういう人達に向けて、どういう意味を込めてこのコピーを使っているのか、なんとなく元々がぼんやりしているので、僕の文章も不明瞭になっているのだけど、ブログの書き込みを見ると、そのコピーがどういう人達にアピールして、何が裏にこめられているのか、良く分かる。
「この人達、書き込むことで、俺の(うっすらと)書いていることの証明になっているというパラドックス的面白さに気づいて無いのか?」と面白くてしょうがなかったんだけど、皆さん、わざとやってたんだろうか?
大体、俺に「愛国心が無い」とか「反日的」だとか、よく言うよな。(ちょっと違うが)「愛国心」が無くて、政治なんて割に合わない仕事やってるか?
http://homepage2.nifty.com/ishidatoshitaka/200707.htm
↑こんな人が日本の国家公務員だなんて悲しくなる。