日本人の間で「カナディアン＝白人」という考えが完全に定着しているように思います。これは完全な人種差別です。

カナダ生まれの人達を「ジャパニーズカナディアン」「チャイニーズカナディアン」とか「フィリピン系のカナディアン」などと呼びますが　カナダ生まれの白人を「ジャーマン　カナディアン」とか「ロシア系のカナディアン」などとあまり呼びませんよね。

もう一度考えましょう。カナダは移民国家です。白人だけの国ではありません。

カナダに住んでる人、カナダに来たことのある人で↑こんな風に思ってる人っていないと思うよ。

日本人を啓蒙したいなら、投稿する掲示板まちがえてると思う。

カナダに来たことない日本人が集まる掲示板にどうぞ。 　

もう一度考えましょう＞どれだけどうでもいいトピを立ててるかを。 　

　カナダ生まれの白人がimmigrantに対抗してtrue Canadianという言葉を使うこともありますが、これはpolitically incorrectとされています。（真のtrue Canadianはnative Canadianだろう、というのがcorrectな反論らしい）
　French Canadianという表現は良く耳にしますし、British Canadianもちょくちょく聞きます。彼らで人口の50%を占めます。
　GermanやRussianなどEuropeanは人口の約20%を占めますが、白人同士の中では文化的にもあまりdistinctに自分達のライフスタイルを主張することが少ないのかも知れません。
Ethnic background: http://dsp-psd.pwgsc.gc.ca/Collection/Statcan/89-593-X/89-593-XIE2003001.pdf
　Non-Europeanは人口の約15%。その中でもさらに細かく分かれます。
Visible minorities: http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Visible_Minorities_of_Canada.png
マイノリティがある意味目立って、それぞれに異なった文化の持ち主であることを認識したうえで、Japanese, Chinese, と呼び分けてくれているとすれば、個別に特有の呼び方をされること自体は問題ないでしょう。

　他には、landed immigrantと、born and raised in Canadaという区別も使われたりしますね。

　カナダは移民国家ではあるけれど、現在の国の形を作ったのは、一義的にはヨーロッパからの移民です。法の上ではアジアの移民も平等に扱うのがルールですが、ヨーロッパ人が今のカナダの歴史を作ってきたことに誇りを持つこと、また私達が彼らの功績に敬意を表することは、誤っていないと思います。
　かといって、彼らがそれをかさに来てアジア人を見下すことは適切ではないし、移民で成り立つ経済構造を続ける限りは我々の文化と共存することを認める義務もあるわけです。

　カナダを理解し、カナダを語るためには、白人との確執ではなく、まずはイヌイットの歴史から学び始めるのがふさわしいのではないかと最近考えているところです。 　

ぐらさん。
はじめまして。

ぐらさんって何をされている方なのですか？知識と
知識欲、英語力、そして人間性までもすばらしいな、といつも
思っています。

もし良かったら教えてください。 　

↑そうですね、イヌイットの歴史はカナダでは長いですもんね。
ちなみに見た目は白人ではなくモンゴリアンです。
狩猟など彼らの文化を継続する為に国からいくらか援助を受けてるそうですが、先日NWTのイヌイットの家に伺ったら100インチ程のSONYのTVがあって驚きました。笑　狼やビーバー等の毛皮が観光客に高く売れるそうです。
お金が絡むと、文化が変わるのが早いですね。おっと、トピズレすいません。 　

こっちもトピずれですが、

＞お金が絡むと、文化が変わるのが早いですね。

本当にそうですよね。去年くらいにやってたTVで、首長族(正式名を忘れました)の村が今はお土産品屋だらけになっていてちょっとショックを受けました・・・。
　

＞カナダに住んでる人、カナダに来たことのある人で↑こんな風に思ってる
人っていないと思うよ。

確かに。でもJPのレディースルームとかこいばなで相談してる若い女の子（？）
で、よく「カナディアンって○○なんですか？」とか聞いているのを見るけど
（カナディアン＝みんな同じと思っている人多し）、それは99%白人のことを
指しているような気がします。
　

私はむしろ逆でカナダって白人が多いな、という印象です。
単純に誰かがカナディアンのって言ったら、まず最初に浮かぶのがカエデのイメージで人種は考えていません。考えすぎでは？ 　

レス７に激しく同意。
すでに移民されている日本人ですら白人のご主人を持った方々は「カナディアン＝白人」と思って発言している人が多いです。
私の周りには「中国系カナダ人」や「インド系カナダ人」がたくさんいるので、そういう方々との会話で「カナダ人だったんだけどさ〜」なんて聞くと、ついつい「そのカナダ人って何系？」と聞くと「え？白人。」とアタリマエのように返事が返ってきます。 　

＞私の周りには「中国系カナダ人」や「インド系カナダ人」がたくさんいるので、そういう方々との会話で「カナダ人だったんだけどさ〜」なんて聞くと、ついつい「そのカナダ人って何系？」と聞くと「え？白人。」とアタリマエのように返事が返ってきます。

「中国系カナダ人」や「インド系カナダ人」の人たちも「カナダ人＝白人」と思っているんですね〜。
　

>レス７に激しく同意。
同じく激しく同意。
白人のダンナの自慢ばっかりしてる女って、すごく恥ずかしい。国際人ぶってるくせして視野が狭い。 　

訂正です。
『私の周りには「中国系カナダ人」や「インド系カナダ人」がたくさんいるので、そういう方々との会話で』の『そういう方々』は『白人のご主人を持ったすでに移民されている日本人』です。
そういう方々との会話で『「そのカナダ人って何系？」と聞くと「え？白人。」とアタリマエのように返事が返ってきます』という話でした。
分かりづらく誤解を招くような文章でゴメンナサイ。 　

レス３さん
「ヨーロッパ人が今のカナダの歴史を作ってきたことに誇りを持つこと、また私達が彼らの功績に敬意を表することは、誤っていないと思います。 」
確かにそれは否定しませんが、その一方で国家とか土地所有という概念のなかったネイティブ先住民たちの土地を勝手かつ強引に奪い、挙句の果てに２１世紀の今日まで居留地などに押し込めている侵略者の悪行を忘れてはいけないと思います。

ある日突然外人がやってきて自分の故郷や住まいを追い出され自然を破壊され彼らの文化をそのまま立てられたものの気持ちわかりますか？そうした背景でこの白人主導国家が成り立っているのでしょう。

またこの国家は何も白人によって歴史が作られてきたわけではありません。中国人が超過酷な労働条件で、大陸横断鉄道という当時のカナダを担う大事業を行ってきたことは決して忘れてはいけないことではないでしょうか。

私たち日本人そして東洋人は、欧州人に土地を略奪され過酷な人生を歩まされ続けてきた先住民や、大陸横断鉄道を文字通り血と涙によって完成させカナダの歴史を発展させた中国人達と同じくモンゴロイド民族なのです。

国によって貢献が違うのにもかかわらず、ヨーロッパ人といって人種的に一緒にして「彼らに敬意をもつことが正しい」と言うのであれば、私たちモンゴロイド民族も先住民や中国人と一緒ゆえ、敬意や謝意そして自責の念を欧州系カナダ人にもってもらうべきではないでしょうか。

しかし現状ではそうした歴史的事実に目をつむり、「欧州人がカナダの今を作ってやったんだ」という優越感をもっている欧州系が多いのだから、そんな彼らに敬意を持つ必要はないはずと心得ます。相互病棟に敬意を持ち合うべき名はずですから。

次に「マイノリティがある意味目立って、それぞれに異なった文化の持ち主であることを認識したうえで、Japanese, Chinese, と呼び分けてくれているとすれば、個別に特有の呼び方をされること自体は問題ないでしょう。」と言う点ですが、

まずどうしてマイノリティが目立ってしまうのかその点が問題ではないでしょうか？単なる奇異で異質な人種として目立つと言うことであれば完全なる人種偏見です。そのような目で見られた経験のある非欧州系の人々も決して少なくはないのでしょうか（もちろん地方都市とか場所によって違いはありますけど）。

欧州系が「白人」とか「真カナダ人」とか人くくりにする名称が、いかに本来誤用であるといっても広くカナダ全域にまかり通っているという現実に対して、非欧州人達は「日系」「中国系」「インド系」などとよばれていることは明白な差別ではないでしょうか。

また「GermanやRussianなどEuropeanは人口の約20%を占めますが、白人同士の中では文化的にもあまりdistinctに自分達のライフスタイルを主張することが少ないのかも知れません。」という点ですが、

これはおかしいのではないかと思われます。御存知とは思われますが、カナダはアメリカの「人種の坩堝」文化とは異なり、「人種のモザイク」文化です。そのルーツはフレンチ特別扱いに業を煮やしたドイツや他欧州系民族の抗議に端を発しているわけです。
実際、この国ではカナダ市民権を有しながら祖国とのアイデンティティを誇りに思っている欧州系民族がけっこういます。
昨年のワールドカップでイタリアが優勝した折には、イタリア系移民がイタリアの国旗をかざしながらいたるところでバカ騒ぎ、いや失礼、大騒ぎの醜態を繰り広げていたことはカナダでしかも都心に住まわれる方なら御存知であると思われます。

要するにカナダの欧州系民族は、自国のアイデンティティ（イタリア系とかウクライナ系とかのように）に関する呼称のほか、「白人」とか「真性カナダ人」という特権階級意識に基づく名称を持って、他人種と区別しているのではありませんか。 　

私が今まで会った日本人の方々はカナディアン＝白人という見解を持っているようには感じませんでしたが。
私の旦那は白人ですが結婚してますと言うとやはりこちらでは「どちらの方ですか？」「何人ですが？」というのはセットの様に聞かれます。　
「カナダ人です」と答えると「白人？黒人?何系？日系？」の様に聞きたいのに聞いていいのかわからない、けど聞きたいと思っているのがすごーく伝わってきます。　逆に言えば「カナダ人＝白人」と思っていないからですよね。
でも何故かこのＪＰではどなたかも指摘されているように「カナダ人＝白人」と考える人が多いのかもしれないですね。 　

Res.13に同意！！ 　

＞日本人の間で「カナディアン＝白人」という考えが完全に定着しているように思います。これは完全な人種差別です。
カナダ生まれの人達を「ジャパニーズカナディアン」「チャイニーズカナディアン」とか「フィリピン系のカナディアン」などと呼びますが　カナダ生まれの白人を「ジャーマン　カナディアン」とか「ロシア系のカナディアン」などとあまり呼びませんよね。
もう一度考えましょう。カナダは移民国家です。白人だけの国ではありません。

まさに当意即妙な見解だね。こうした見識が八面六臂にわたって屹立されていくとよいね。 　

こちらで知り合った移民の方にご主人はどちらのカナディアンですか？と聞いたら。。。“ん？カナディアン、白人”って答えたのでもう一度、どこ系？って聞いたらだから“カナディアン”とちょっと怒った口調でした。それ以上は聞きませんでしたが、えっ？！まさか自分の旦那がどこ系か知らないの？って心の中で思いました。
移民主婦でもカナディアン＝白人って思っている人いるかも。。。その人だけだと願いたいです。

　

白人をご主人に持つ日本人奥様は、「白人＝カナディアン」という風に発言する方、多いですよ。 　

>カナダ生まれの白人を「ジャーマン　カナディアン」とか「ロシア系のカナディアン」などとあまり呼びませんよね。

言ってますよ。イタリア系とかギリシャ系とか。サッカーのワールドカップとかオリンピックとかの国別の対抗のスポーツイベントがあると、同じ○○系同士の人達で盛り上がってます。 　

↑そうですね。私も、白人の人が"She’s originally from England."と言っているのを聞いたことがあります。ジャパニーズカナディアンやチャイニーズカナディアンという言葉とは言い方は違いますが、結局どこ系の人、と区別しているわけですよね？

ご自分のご主人がどこ系のカナダ人かわからないという人の話にはちょっと耳を疑ってしまいますが。。。 　

↑それはイギリス出身って事だからちょっと違うんでは？ 　

ご主人が何系か判らない人もいるんですね。でもたまたまじゃないですか？？ちなみにうちはスコティッシュです。 　

私の彼は、ブリティッシュとアイルランドとスコティッシュからの移民の子孫だっていってました。何系だ。とは言い切れないと本人。白人か？っていったら、白人ですけど。 　

レス20です。

そうか。カナダで生まれた人に対して、ジャパニーズカナディアンとか、チャイニーズカナディアンなどという呼び方がある、ってことですね。両親がイギリスだろうと、彼女は元々はイギリス出身なのよ、とは言いませんもんね。

ちょっと思ったんですけど、欧州文化の中でもいろいろ違いはあるんでしょうが、欧州文化とアジアの文化とではその違いが相当大きいと思うんです。そして、往々にしてアジアの人々はその文化をカナダ（西洋文化の中）でも守ろうとしますよね、それで、子供はカナダ生まれカナダ育ちなのに、なんとなくアジアのマナーや文化を受け継いでいる人が多い、ってことで欧州系の人と区別されることが多いのかなぁと思ったりもします。

それにしても、ジャパニーズカナディアン、チャイニーズカナディアンって言葉は、native English speakerの口からは聞いたことがない気がします。。。日系の人か、中国系の人が作った言葉なんでしょうね、きっと。 　

レス23さんのだんなさんのように、いろいろな国が混ざっている場合もありますが、何系のカナディアン？と聞かれて、「カナディアンよ！」と答えるのはやっぱり変ですよね？そこまで聞かれたら、親は何系みたいだけど、とか、元々はどこから来たみたいよ、くらいは普通答えられるでしょう。。。 　

＞レス１７さん
私はそう答えます。移民主婦で怒った口調で言ってはいませんが。
なぜなら、うちの夫はアダプトされてて、何系か分からないからです。
しつこく聞いてくる人がたまにいますが、直接会うこともないのに知ってどうなるんでしょうか？
カナダで生まれてカナダで育った白いカナダ人じゃあだめなんでしょうか？
それでも食い下がってくる人たちには、母親はイギリスから、父親はイタリアから移民してきてると言いますが釈然としません。
ちなみに私はもちろんカナディアン＝白人と思っているわけではありません。でもこのレスを読んで、そう思われていたら心外だと思いました。 　

う〜んそうですね。。。
人との会話の中で「彼はどこの人（国or出身）？」って聞かれたことは何度かありましたが
いままでで
「何系？（人種）」とまで聞いてきたのは日本人を中心にアジア系の人に限りますね。。。
カナディアンの人だと（何系かぎらず）、
彼がその場にいないときに私に「彼は何系？」とは聞いてきたことは。。。う〜ん。。。ないですねぇ。。。いまのところ。
（まだ関係の浅い人たちです）
仲いい友達どうしだと話の流れでそういったことを話すことはありますが。


日本人が興味で「彼は白人かアジアン系か」って聞いてしまうのは同じ日本人として（日本という国の環境からして）わからないでもないですが。。。
よく出会って間もない日本人の人に
「彼はカナディアン？」ときかれて「そうだよ」と答えると
「じゃぁ白人なの？」って返答は多い。
白人だったら、orそうじゃなかったらなんなのかなぁ。。と思います。なんで人種を確認するんだろう。。。う〜ん


そんなに大事でしょうか？逆にここはカナダだから？

あ、トピ主さんのご意見にはある意味同意です。
確かに。
カナディアン＝白人ではありませんよね。もちろんです。

人種を深く聞くのも、関係の浅いうちは、
時には
失礼になることもあるかも？？

どうでしょうね

　

＞「彼はカナディアン？」ときかれて「そうだよ」と答えると
「じゃぁ白人なの？」って返答は多い。

私そういう会話よくします！
res23さんのお知り合いはなにか意味があって聞いているのかもしれないけど、私の場合は本当に深い意味はないですね。
私が単におしゃべり好きなおばちゃんだからだろうけど・・・。
「出身地ってどこ？」って会話をしている時に、「旦那さん(彼氏)も同じ地元？」とか聞いちゃうし、そういう流れで「旦那(彼氏)は○○(外国)出身」って言うと、その外国が北米やヨーロッパだと「白人？黒人？」みたいな。
こういう会話の流れがセットになってます。
こういう会話になるとっかかりも色々です。
詮索したいって目的ではないんですよ。
「今日は寒いですね〜。私九州出身だから寒いの弱くって。○○さんの地元ここ（東京）だったけ？」
みたいな感じで・・・。
いいたくない人ははぐらかしたり黙っちゃうし、いいたくなさそうな人には「あ、ごめんねいいたくないこと聞いちゃって」ってすぐ他のおしゃべりに移ってそれ以上追求しないし、
人のこと色々聞くおしゃべりがみんな詮索好きってわけでもないですよ〜。
おしゃべりなんで深く考えないでなんでも聞いちゃうんです。
(あ、もちろんあまりにもプライベートなことは聞かないですよ。出身地や人種くらいは聞いてもいいかなって・・・)
　

カナダで白人が多いのはどの街ですか？ 　

比較的人口の少ない田舎じゃないでしょうか？
以前車で長距離移動中に立ち寄った小さな町（BCで言えばHOPEとかMerrittとかSalmon Armクラスの規模の町）のスーパーやファーストフード店（DQ）では、従業員もお客様も白人ばかりでした。 　

移民国家でも今だにKKKのような危害を与える人たちがいるのも事実。
ここにいる日本人同士でさえも出身とか根掘り葉掘り聞いてばかにしたような反応する人もいるし、どっか白人至上主義な日本人の考えが変わらないのもしょうがないのかな！？