「中国で“致死量3g”の「ニセモノの塩」が氾濫」
「食塩にまで偽物があるのか」と思われるかもしれないが、偽塩の正体は製塩工場の廃液からつくった不純な塩や、通常「工業塩」と呼ばれる化学工業原料の「亜硝酸塩」である。
昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つの区に10カ所ある食料品市場で食塩を扱う商店90軒を調査したところ、この内82軒が偽塩を販売していたと言う。
亜硝酸塩は、白色不透明な結晶体で食塩に酷似し、水に溶けやすく、0.2〜0.3グラムの摂取で中毒を起こし、3グラムで死に至る。偽塩は生産過程が不衛生で重金属などの有毒な化学物質が含まれていることもあり、これを長期間にわたって摂取すると慢性中毒をもたらし、甚だしい場合は癌になる可能性が高い。
中国における食塩の市場卸売価格は1トン当たり2000元(約3万2000円)程だが、亜硝酸塩の工場出荷価格は230元(約3700円)であり、約9倍の価格差があり、亜硝酸塩を食塩と偽って販売すれば、ぼろ儲けが可能となる。金が稼げるなら、他人が中毒になろうが、癌になろうが、気にしない。社会主義市場経済の中国では、拝金主義の権化みたいな輩が跋扈している。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/?P=1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/?P=2
「“中国産の毒入り小麦粉”を使ったペットフードで飼い犬や飼い猫が相次ぐ死…アメリカで大規模リコール拡大中」
アメリカで、犬や猫の肝臓の機能が停止し、多くの飼い犬や飼い猫が死亡し、先日六千万缶以上の大規模なリコールが行われたメニュー・フーズ社製のペットフードに使われていた中国から輸入した小麦粉の中から大量のネズミの駆除に使われる毒が検出された。
この一連のペットフードリコールのニュースは、米三大ネットワークやCNNやFoxNewsで毎日大々的に取り上げられており、中国産食品への安全性が問われそうだ。
ABC News has learned that investigators have determined that a rodent-killing chemical
is the toxin in the tainted pet food that has killed several animals.
A source close to the investigation tells ABC News that the rodenticide,
which the source says is illegal to use in the United States,
was on wheat that was imported from China and used by Menu Foods in nearly 100 brands of dog and cat food
"I was shocked and surprised ? acute kidney failure is not a common problem," veterinarian Cathy Langston told ABC News.
"I’ve already heard about 200 cases, and so I bet that there are probably going to be thousands."
http://abcnews.go.com/US/story?id=2975912&page=1
犬猫飼ってる人なら必ず知ってるサイエンスダイエットシリーズ
これが回収中。
http://www.hills.co.jp/news/reca070319.shtml
http://www.cnn.com/2007/US/03/23/pet.food.recall.ap/index.html
この手のニュースは探せば他にも山ほどあります。
みなさん中国の関係してそうな物には気をつけてください。
日本の冷凍食品などにもたくさん使用されてます。