彼らの目的は?
【日本人への「愛国心」のイメージを落とすこと】
「愛国」という言葉を聞くと、右翼団体が不気味な街宣車に乗り、公衆の迷惑も考えず大音量で軍歌を流し、または大声で怒鳴りちらしている姿を想像する人が多いのではないでしょうか。
そしてそのせいで、「愛国心を持つ人」=「気違い・悪い人」というイメージを持つ人も少なくないようです。
しかし (日本のNHKにあたる)イギリスのBBC放送が、以前日本の右翼団体を取材し、このような報道をしています。
「右翼の主張は天皇制復活、日本民族の国粋主観等だが、実際の構成員が国粋主義者とは相容れないはずの韓国・朝鮮人、
また天皇制という身分階級の下では最下層に位置され最も身分制度の被害者であったはずの被差別出身者で90%を占めています。はっきり言ってこの取材で、彼らの真の目的を知ることは出来なかった。」
では“彼らの真の目的”は一体何なのでしょうか?主義主張はともかく、たくさんの人々に威圧感を与える街宣車に乗り、誰が聞いても騒音にしか聞こえない音量で軍歌を流したり、大声で怒鳴り散らしたりすれば、人々に主義主張を理解してもらうどころか、イメージを落とすだけなのは分かりきっています。
つまり彼らの目的は、こういった行動をとることによって、日本人の「愛国心」へのイメージを歪めることなのです。
★そして、本当に日本人の利益や生命の安全を考える「愛国的な人々」のイメージをも落とすことができれば、必然的に、日本人の利益や生命の安全を第一に考えない「愛国的でない人々」が影響力を強めることになり、彼らはそれによって利益を得ることが可能になります。
★その証拠に彼らは、ロシアが不法占拠している北方領土については声を大にして叫んでも、北朝鮮による拉致事件についてはまったく言及していません。
参考URL
Korean activist braces for `storm of fascism’
http://web.archive.org/web/20040213232014/http://www.asahi.com/english/weekend/K2001120900069.html
人材コンサルタント業経営 在日コリアンの辛淑玉氏のお話2
http://web.archive.org/web/20030605120117/http://g_gondawara.tripod.co.jp/jiken/3goku/jiken001015.html
石笛10号 オウム事件特集