★元中国残留婦人:血縁のない家族18人、定住認められ来日
※残留孤児ではなく残留夫人、戦後自分の意思で中国に残り中国人になることを希望した人です。
元中国残留婦人の西田栄美子さん(76)=大阪府八尾市=の夫の連れ子だった中国人5人と
家族計18人が9日、定住するために来日した。これまで日本人と血縁のない外国人の定住は
認められなかったが、法務省が昨年、中国残留孤児・婦人が実子同様に育てた養子や継子に
限り認める方針を打ち出し、来日が実現した。78年に帰国した西田さんはひ孫の代まで含め
親族が91人おり、うち実子の家族ら73人は既に日本に定住。18人の来日で、28年ぶりに
全員がそろった。
関西国際空港で、親族ら約20人とともに出迎えた西田さんは「戦争と国家によって、家族を
分断され続けた人生だった。今やっと、家族を取り戻した」と涙を流した。
西田さんは終戦間際の45年4月、開拓団の一員として福岡県から旧満州(現中国東北部)に
渡り、戦後、生き延びるため現地にとどまった。中国人の夫の連れ子7人を含む計13人の子ども
を育て78年、念願の帰国を果たして夫や実子らを呼び寄せた。95年、夫の連れ子だった
石長春さん(52)一家を呼び寄せようとしたが、血縁がないとして不許可とされた。入管への
再三の事情説明も聞き入れられなかった。
ところが、97年、長春さんら連れ子3人が家族を連れ、知人の孤児の家族にまぎれて相次いで
偽装入国。西田さんは悩んだ末、00年、「血縁はなくても私の子です」と名乗り出て、在留特別
許可を嘆願したが、長春さんら2家族7人は強制送還された。
この日、再来日となる長春さんら7人を含む18人が空港到着口から出てくると、西田さんは
泣きながら一人一人と抱き合った。親族らは就労可能な「定住者」の在留資格を得て大阪府内
で仕事や通学をしており、18人も同様に生活する予定
毎日新聞 2006年9月10日 1時38分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060910k0000m040158000c.html
画像:日本定住が認められた家族が来日し、引率して帰国した娘と抱き合って喜ぶ西田さん(左)
=関西国際空港で9日午後4時25分、大橋公一写す
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/images/20060910k0000m040130000p_size6.jpg
■外国人刑法犯:4割が留就学生 30日に関係者講習会 警視庁
毎日新聞
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030630k0000m040106000c.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/
%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%AE%8B%E7%95%99%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA
>生活保護自体の受給額が少ないとして全国各地で訴訟が提起されている。
ふざけんな!