今期はリハビリのために絶望だそうですが、来年またメジャーに挑戦するそうですよ。
野茂さんは日本人男性の典型のような人で、シャイで多くを語らず、
黙々と試合で投げてそして結果を残していく人です。もう野茂もだめだろう、と周囲が思っていても翌年復活してくるんです。野茂選手はつらいことがあっても絶対に弱音を吐きません、夢を語るだけです。ぼくは野茂さんのような男になりたいと思い、そしてつらいことがあると、もうだめか・・・と思うといつも復活してきた野茂さんに勇気付けられる日々。にわかSAMURAIが日本でもカナダでも目に付きますが少なくとも僕の知ってるSAMURAIは野茂さんだけです。僕が勇気づけられた、野茂さんと野茂さんの周囲の人たちの言葉をみなさんに送りたいです。
野茂にまつわる感動の名言集
ぼくは大リーグに勝負をしにきたんです
−野茂:メジャー初登板ジャイアンツ戦後に感想を求められて
私は彼を自慢に思う。日本の人達も誇りに思って欲しい
−ラソーダ(ドジャース監督):野茂メジャー初勝利のときに
野茂を見たくて途中下車してしまいました
−新宿アルタ前でオールスター戦を観ていたサラリーマン
名誉も金も関係なく、日本の野球界にきっぱり見切りをつけ、
自分の可能性を試すために一人で大リーグへ乗り込んできたノモの男っぷりに脱帽する
−ボンズ
やたらリップサービスをする選手が多い中、野茂は多くを語らない。野茂の表現方法は言葉ではなく、右腕なのだ。彼はアメリカ人が忘れかけていたタイプのヒーローである
− TIME誌95年7月25日号
野茂を批判する声でよくあるのが「あれだけアメリカにいて英語を話せないのは問題だ」ということです。
しかし、アメリカでの評価はそうではないようです。確かに言葉は話せたほうがよいのでしょうが野球選手として、人間としての評価にはあまり関係がないことだと思います
数字では表せない無形のものを大リーグに残した
−CNN:野茂新人王受賞に
野茂のアメリカにおける評価を最も的確に表している言葉だと思います
英雄伝説、また一つ
−朝日新聞見出し:野茂ノーヒットノーランを称えて
また、お前にやられたよ
−サンフランシスコ、スリーコム・パークの守衛。メジャー復帰後初登板、得意のジャイアンツ戦相手に勝利を飾って(メジャー初登板以来、通算6試合目の登板で5勝目、ここまで防御率1.22)
馬車馬のようにタフな性格だ
−レッドソックス、ウイリアムズ監督:逆境に強い野茂を評して
「野茂さんは凄い、野茂さんがいたから僕らが今あるんだ」
-石井(LA投手):ドジャース入団、野茂と一緒にプレーすることが決まった後に野茂の成功が他の日本人選手にメジャーに挑戦する勇気を与えたことは間違いない。それはプレーする選手が一番分かっているのでしょう。石井投手は野茂の歩んできた道をこう評しました。「僕にはあんな真似はできない・・・・」
まだ出会ったことのないひとりひとりのファンのために諦めずに戦う
−野茂:1999年、ファンに向けてのメッセージ
年俸はあとからついてくる
−野茂:僅か20万ドルでブリュワーズと契約したときに
開幕投手を決めるのは私には簡単なことだったよ。野茂しかいなかった。
−タイガース、ガーナー監督(2000年、メジャーで日本人初の開幕投手になって)
この年、野茂選手はタイガースで最多勝投手になりました。
野茂は人の作った道を歩かない。自らが足を踏み入れた荒地が道になる
−二宮清純:スポーツニッポン掲載のコラム
ボクサーに例えれば、1回、2回にダウンを喫しながら勝ったようなものだ
−コルボーン投手コーチ、(1,2回苦しみながら徐々にペースを取り戻し、7回まで粘投、11勝目をあげた投球を称えて)
http://www.nomosuki.com/Comment.htm