憲法を論じること自体が『タブー』だった!
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マトモな国家を目指す!
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日本 2006/07/17 04:39:47
日本国憲法は施行後、これまでの長い間、それを論じる事自体がタブー視されてきました。憲法改正に前向きな発言をしただけで大臣のクビが飛んだり、論壇の人々やジャーナリストが集中砲火を浴びて、口をつぐまざるを得なかった不幸な時代が続きました。
覚えているでしょうか?1991年3月、能登半島沖で『北朝鮮の不審船』が領海を侵犯したとき、日本の海上保安庁や海上自衛隊はただ追かけるだけで、不審船を捕らえる事も出来ませんでした。それは、日本の海上自衛隊に「行動を起こす法的権限」も「憲法上の規定」も“無い”からです。外国船侵入にも脅威にも何もできないことが明確になったのが、あのときの「北朝鮮不審船事件」でした。
また、2001年12月、今度は奄美大島沖に「北朝鮮の不審船」がやってきました。’99年の事件の反省から、今回は海上保安庁の巡査船が不審船を止めるために動きました。『武器の使用は禁じられている』から、船体をぶつけました。北朝鮮の不審船は"武装”していますから、これはまさに命を賭けた行動でした。
北朝鮮の船は、海上保安庁の船に向かって“銃撃”してきただけでなく“ロケット砲”まで撃ちました。攻撃を受けて海上保安庁はようやく反撃を開始できました。『正当防衛としての反撃』です。2002年9月にようやくこの北朝鮮の船は引き上げましたが、“地対空ミサイル”まで搭載した重武装の船でした。
このような状況の中で、私達日本人がどうやって「領土」や「領海」や「日本人拉致者達」を守ったり、「北朝鮮からの麻薬持込み」を防いだり出来るのでしょうか?根本的に考え直さなければいけないでしょう。
海の守りを基本的に力の弱い海上保安庁に任せるのではなく、装備の整った海上自衛隊に海域警備を担当させるべきです。
■騒動が終われば「みんなで忘れてしまう」などというような、平和ボケから、早く脱出すべきだと思います。
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