http://www.page.sannet.ne.jp/km_iwata/index.html
より。
知人が実際に体験した話ですが、この人が先月下旬にバンクーバーに旅行しようと、
エアカナダ機を予約し、成田空港に行きました。そして、チェックインカウンターの行列に1時間も待たされて、
やっと順番になったところ「今日の便には乗れませんので、明日の臨時便に乗って下さい。今日のホテルはご用意しています。」と、
いきなり成田空港近くのホテルを案内されました。ほかの乗客もびっくりして「どうしてだ。」と詰め寄りました。
30分以上の押し問答の末、説明があったのは、「前日の便がキャンセルになって、前日の乗客をこの日の便に振り替えたために、
ところてん式に知人たちが翌日にまわされる事になった」という話だったそうです。
しかし、翌日にまわされた人たちは納得できません。「分かっていた事なのに、なんで、
事前に連絡がないのか。」、「何で、私たちが翌日にならなければならないのか。」と詰め寄りました。
エアカナダ側は「お詫びに2万円を差し上げます。振り込み口座をこの紙に書いて下さい。」と提案しましたが、
「銀行口座は今は分からない。後で振込は困る。この場で現金で用意してほしい。」とさらにやり取りがあり、
結局、現金で2万円渡され、不承不承、ホテルに向かいました。夕方5時に空港に着いてからホテルに着くまでに約4時間、
この時はすでに午後9時近くなっていました。翌日は「12時にホテル発のバスに乗ってくれ。」との事で、指定のバスに乗せられて
12時15分ころにチェックインカウンターに行くと、
チェックインカウンターのスタッフがまだ来ておらず、荷物を通す検査も受けられないまま、その場で20分以上待たされました。
さらに、強硬に抗議した日本人など東洋系の何人かがビジネスクラスに搭乗できたのですが、
その人たちの話によると、100人以上いた乗客の中で、白人系の人は非常に少数であったのに、
ビジネスクラスにアップグレードされた10人弱の中では半分以上が白人系の人たちだったと言うのです。
「人種差別ではないのか。」と言う人もいたそうです。また、臨時便の乗務員に聞いたところ、機体の故障とは
「前々日の便の機体で半分のトイレが故障して使えず、やむ終えず120人を降ろした。」との事でした。
このような対応はどう考えてもおかしいですね。知人は「もう、絶対にエアカナダは使わない。」と言っています。
航空会社の参考になれば、と思い書きました。