以前から気になっていたんですが、日本では政教分離を憲法で定めてますよね？
　個人的にそれは当然だと思っていたのですが、公明党はなぜ認められているのでしょうか？　
　別に公明党を批判しようとは思ってはないのですが、実際のところどういう事なんでしょう？　
　色々とネットで政教分離について調べてみたのですが、その辺の所には触れていない所が多かったもので・・・
　どなたか分かる方がいらっしゃったら解説してください。　お願いします。

　何が言いたいのか分からない 　

誤解している人も多いようですが、政教分離原則とは、宗教団体がある政党を支持することを禁止するものではありません。反社会的な行為をするなら話は別ですが、国民一人一人の利益のために宗教団体が政治活動をするのは自由であり、なんら批判されるべきものではありません。

「政教分離」原則は、「国家」が権力をふりかざし、ある宗教を国民に強制して思想統一を行うことを禁止するものです。戦前と戦中、国家は天皇を神としてあがめ、国民に国家神道を強制し、教育をもコントロールしましたよね。　国民は、今のように国に対して意見ができず、天皇や政府の言うことが絶対でした。戦後、これを反省して信教の自由や結社の自由を認める中で「政教分離」原則ができあがったのです。
　　
事実、公明党を支持している宗教団体の創立者は、神道を拒否し国に従わなかったという理由で戦時中に国家権力に逮捕され、牢獄で亡くなっています。　こういう歴史があるからこそ、その団体は権力の暴走をwatchし、自分の利益ばかり追求する政治家ではなくきちんと国民のために働ける政治家を支援しようとしているのではないでしょうか？

公明党がある団体から支援を受けても、法的になんら問題はありません。数年前、「政教分離」原則を誤解した他党の政治家が公明党を「政教一致だ」としてこの問題で騒ぎ立てましたが、当時の内閣法制局長官が明確に「宗教団体が政治活動をすることに問題はない」と答えています。　公明党のことだけ批判するならば、自民党も宗教団体の「立正佼成会」から支持を受けていることをどう説明するのか困るところですね。　

なお、批判レスなどはご自由ですが、ここで議論の応酬をするつもりはありません。 　

　分かりやすい解説ありがとうございました。
　なるほど、支持されているだけなら憲法違反にはならないんですね。

　という事は仮に公明党が政権をとったとしても、その支持団体の思想とはなんら関係ないという風にとってもいいわけですよね？
　
　

>という事は仮に公明党が政権をとったとしても、その支持団体の思想とはなんら関係ないという風にとってもいいわけですよね？

↑おおありです。 　

ドイツだってキリスト教の政党が政権とってましたよね。
アメリカだって、ブッシュはばりばりキリスト教保守派信者だし。
自民党だって、立正佼成会とかが支持母体の一つですよね。
特定の宗教団体だけの為に法改正するとかが目的じゃなかろうし、人それぞれの信念なんですから、宗教団体が政党支持をするのは悪い事じゃ全然無いと思いますよ。 　

＞アメリカだって、ブッシュはばりばりキリスト教保守派信者だし
　
　↑って言う事は、やっぱり政教分離はした方がそさそうですね。 　

以前日本に住んでいたときに、創価学会の方から公明党に投票
するよう依頼されて、宗教団体と政党がつながってることがよく理解
できなかったので、いろいろ質問してみました。

なんで、団体を挙げて一政党を押すことが、その宗教の教えにかなうのか
わからなかったからです。

その方の答えのひとつに、選挙運動をがんばるといっぱい功徳があるから
というのがあり、これは永遠に分かり合えないなと感じたので、普通の
お付き合いは続けさせていただきましたが、宗教と選挙が絡みそうなとき
は、距離をとるようになりました。

いや、実際極めて世俗的な政治活動、それも票集めに走ると功徳があるって
いうのは、お釈迦様もびっくりだと思うので。 　

だいたい政治に必要以上に絡んでくる宗教は怪しいすぎる。公明党も結局は操り人形だろ。政教分離に違反してない云々いぜんに、結局裏であやつる宗教団体の意のままじゃん。日本のために消えてくれ公明党。だいたい
宗教の代表者が太っている団体はどこも怪しい。利権にしがみついて私利私欲を肥やしている証拠だね。