転載の転載ですが・・・。
142 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:2006/02/22(水) 01:33:35 ID:K+GV36QQ0
8 :名無しさん@6周年:2006/02/03(金) 19:24:26 ID:CmhAnpdt0
天国のあなたへ
娘を背に日の丸の小旗をふって、あなたを見送ってから、もう半世
紀がすぎてしまいました。
たくましいあなたの腕に抱かれたのは、ほんのつかの間でした。
三二歳で英霊となって天国に行ってしまったあなたは、
今どうしていますか。
私も宇宙船に乗ってあなたのおそばに行きたい。
あなたは三二歳の青年、私は傘寿を迎える年です。
おそばに行った時、おまえはどこの人だ、なんて言わないでね。
よく来たと言って、あの頃のように寄り添って座らせて下さいね。
お逢いしたら娘夫婦のこと、孫のこと、また、すぎし日のあれこれ
を話し、思いっきり甘えてみたい。
あなたは優しく、そうかそうかとうなづきながら、慰め、
よくがんばったねとほめて下さいね。
そして、そちらの「きみまち坂」につれて行ってもらいたい。
春、あでやかな桜花
夏、なまめかしい新緑
秋、ようえんなもみじ
冬、清らかな雪模様
など四季のうつろいの中を二人手をつないで歩いてみたい。
私はお別れしてからずっとあなたを思いつづけ、
愛情を支えにして生きて参りました。
もう一度あなたの腕に抱かれ、ねむりたいものです。
力いっぱい抱きしめて絶対にはなさないで下さいね。
Web版「正論」 遊就館の見学記録より
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0308/message1.html