荒城の月　　〜　♪

春高楼（こうろう）の 花の宴（えん）
巡る盃（さかづき） 影さして
千代の松が枝（え） 分け出でし
昔の光 今いずこ

秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁（かり）の数見せて
植うる剣（つるぎ）に照り沿いし
昔の光 今いずこ

今荒城の 夜半（よわ）の月
変わらぬ光 誰（た）がためぞ
垣に残るは ただ葛（かずら）
松に歌う（うとう）は ただ嵐

天上影は 変わらねど
栄枯（えいこ）は移る 世の姿
映さんとてか 今も尚
ああ荒城の夜半の月

【コロナ　知は語る】碩学が読み解く「新型コロナが変えた世界」
https://www.sankei.com/life/news/200512/lif2005120033-n1.html
人類は今、第二次世界大戦以来の危機と形容される新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）に直面している。世界はどこに向かっていくのか。国内外の碩学が語る。