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No.11575
Film Love is over
by  〜♪ from バンクーバー 2019/03/25 09:27:00




     ニューヨークの夜          


ニューヨークに辿り着き、余裕ある先輩は彼女をアパートに招き入れ、ニューヨークの街を一望するテラスで、1日中お茶やコーヒー、珍しいスナックで彼女をもてなしてくれた。

翌日の昼過ぎには 都会のオアシスの名に似合い、セントラル・パークを二人で散策した。

午後には近くのフェーリーターミナルで、自由の女神像を眺めながら二人で食事の一時を過した。

その折り開口一番、先輩の彼女の口から信じられない言葉が飛び出してきた。

「 あなたは、今、輝いている 」

そう 「 日本女性の美しさよ 」

なぜか先輩はそれ以上のメントは控えた! 

翌朝も彼女の案内で、ここニューヨークの朝は「 一杯のコーヒーから 」と、言うのが合言葉なのよと、外に出ると決めていた。

暫くして、彼女にとり待望の街に連れ出してくれた。

流石にマンハッタンやブルックリンは、お洒落なカフェやコーヒースタンドが軒並みに目についた!

中に入ると店内はコーヒーを片手に、朝の一時を過すニューヨーカーで一杯いだった。

採光のよい店内は明るく、さわやかな雰囲気で、ここで本を読むのも最適よと彼女は囁いた!

その日の午後、いよいよ彼女の期待していたフェーリーターミナルから、自由の女神像を船上から見上げながら;島に渡った。

そこから眺める光景は、旧移民と思える者も、暫しの旅人もだれ一人乱れる者もなく、ただ頭上に聳える「 自由の女神像 」を身動き一つせず、じっと見っめていた。

「 その日の夕、夜景が闇に沈む頃、ますます輝きを増すエンパイア・ステート・ビル街 」その哀愁漂う夜景の造型美に彼女はしばし時を忘れていた。

日没後、まだ空に明るさが少し残る頃、街の輪郭と夜景の両方が楽しめた。

先輩が一言「 ネオン彩る 」これがニューヨークの夕暮れなのよ!

中でも特に、ビルの屋上から見下ろす「 光の洪水 」その夜景は、彼女にとり格別だった!

更に、先輩はここは深夜2時までオープンしていると言う、彼女もディナーの後の夜景が見たいという衝動に駆られた。

しばし時が止まったかの二人の静寂の中で、突然彼女は昨日の続の様に「 少し貴女が読めてきた 」 と囁いた。

あなたには、今、素敵な人が出来たのよね!   

そうでしょう〜〜〜!

あなたは今、ある人に靡いている!

今の貴女を見ていると、はつきり伺える!

ふと彼女自身の何処かで、彼をそこまで慕っていたのだろうか!

それは本当なのだろうかと〜!

一瞬だが、今さらの様に消えかけていたその思いに、したる彼女だった!

「〜もしかして! ハッーと!」

これまで誰にも打ち明けたことがないその想いが、今更の様に彼女の脳裏を駆け抜けていった。
 
長年、彼女の心の片隅に仕舞っておいた大切な彼!

反射的に、ありえない先輩の推察に、驚きと同時に彼女の心臓が、今は張り裂けんばかりに震えていた。

そこには、ほのかだが今も彼への想いを、彼女は心の隅に偲ばせていたのだろうか!

又、しても ハッーとするのだった!

これまで誰にも打ち明けたことがないその想いを、今更の様に彼女の脳裏を駆け巡っていた。 

長年、彼女の心の片隅に仕舞っておいた大切な彼!

反射的に、ありえない先輩の推察に、驚きと同時に彼女の心臓が、今は張り裂けんばかりに震えていた。

そこには、ほのかだが今も彼への想いを、彼女は心の隅に偲ばせていたのだろうか!

又、しても、ハッーとした!

まさか先輩に、そこまでも〜!

それらの混迷が、今 彼女の脳裏をかすめていた。

先輩は法学部出、政治学と心理学も選考していたと聞いていた。

今は、本場このニューヨークで、ジャーナリストとして活躍している。
何時の日か、忍び寄るネオンの鮮やかさのこのニューヨークの一角に、もう一度帰って来てみたいと、そう思う彼女だった。 

         いよいよ 〜ご期待ください  〜♪


Res.1 by  〜 ♪ from 無回答 2019/04/01 11:43:03



いよいよ 本番です
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