2014年11月25日、捜狐網によると、米メディアは、日本政府が米国の出版社に対して「慰安婦を強制連行した」という不適切な記述がある教科書の訂正を求めていた問題で、出版社側は修正を行わないとの立場を示したことを伝えた。
日本の岸田文雄外相は18日の記者会見で、米国の学校で使用されている教科書に旧日本軍が慰安婦を強制連行したという記述があることに関し、「不適切な内容」だとして出版社のマグロウヒルに訂正を求めたことを明かしていた。
これに対して出版社側は各メディアに声明を送り、「学者たちは“慰安婦”の史実に基づいて(教科書を)執筆した。われわれ出版社は作者の作品研究、表現をはっきりと支持する」との立場を示した。
問題の教科書は「トラディションズ・アンド・エンカウンターズ(伝統と交流)」で、旧日本軍の慰安婦問題について「約20万人にのぼる14〜20歳の女性を慰安所で働かせるために強制的に徴用」「多くが韓国人や中国人だった」などとする記述がある。(翻訳・編集/TK)
ソース:レコードチャイナ 2014年11月25日 23時42分
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