「現在(の日本)は韓国にかんするすべてのことが
気に食わないといった『韓国たたき』が流行っている。
『韓国は売春大国であり、強姦天国』だとか『不良食品があふれる国』
『トイレにいって手を洗わない男が多い』
『課外地獄で子どもたちの自殺が急増』『サムソンも危ない』など、
悪い点だけ指摘する本が次々にベストセ ラーになっている」
「韓国では以前から『日本の失敗は韓国の喜び』だった。
これがいまや『韓国の失敗は日本の喜び』になったようだ。
私はそういう風景をユーモアで『日本の韓国化』と言うのだが、
このような日本の言論の低質化は見るに耐えない」
これまでずっと韓国の反日ナショナリズムを批判してきた人物が、
ここにきて日本の反韓、嫌韓を憂えているというのは意外だが、
黒田氏から見ると変わったのは、日本のほうらしい。
「僕は30年以上、韓国に住んでいますけれども、一般の人々は反日の感情は後退していますね。
我々が、 日本語を使っても問題ないし、韓国のみなさんは日本のものが大好きだし、
村上春樹の新作が出れば、 韓国の書店に行列ができるし、
韓国のみなさんは日本に対する親近感が日常的にはある。(中略)今、日本
の反韓のほうが非常に目につくのですけれども、韓国における反日的な情報、ニュースばっかりが入って、
それでイメージしているということはあります」
日本の反韓感情の高まりは、韓国の反日があるからこそ……と思いきや、全く逆で、韓国の一般国民は
冷静なのだ。
http://lite-ra.com/2014/07/post-219.html