まず、筆者が富士宮市国際交流センターに確認した所、「聞いたことがない、地元でも何の話題にもなっていない」と逆に驚かれる始末。
私からセンター係員に事件の詳細を説明するという不思議なことになった。
職員の方はこう話す。
「昨日、おとといからネット上で報道を見ました。報道機関の取材などがこちらにも昨日も来ましたが、記者の方も
『なんだか雲をつかむようだ』といってました…総領事が学校に来たという話もないのです。ここでは外国人の子供さんに
日本語教室を開いていますから、先生や生徒の話も入ってくるのだが、被害があった子供さんの兄弟姉妹にも心当たりは
ないのです。総領事さんが来られたのなら、話題になっていておかしくないのですが。
この話は、寝耳に水だし、学校や総領事館もこの時期は修学旅行や高校生の進路指導で忙しい時期で、先生も総領事館の方々も、
父兄も不安になっているんです。学校等への電話も本当にやめてもらいたいと思う。被害があった女子生徒がいたとして、
その女子生徒も話が広まることを望んでいないのではないでしょうか?」
ニュースサイト「探偵ファイル」も総領事館や静岡県教育委員会に確認したが、「暴行被害の真偽は、未だ確定していないという。
学校や警察と協力して調査を行ったが、現時点までに暴行を示す客観的な証拠は出てきていない。医師の診断書を提出するように、
少女側は求められた。ところが、診断書を出すことを医師に断られたとの理由で、提出を拒んだという。
また、少女側からは警察への被害届も提出されていない。」(
http://www.tanteifile.com/geinou/scoop_2014/06/07_01/ )という。
◆テレビ局「うちはもうこの件は報道しません。あそこにあることが全て」別の報道により沈静化に向かう
メディアとして第一報を打った在日外国人向けテレビ局にも電話取材したが、「この件についてはそこの記事にあることが全て。
もうこれ以上、この問題を報道する気はありません。担当記者は外国人で日本語は通じませんよ。」と、けんもほろろな対応であった。
探偵ファイルは「テレビ局は被害者の母親の話を鵜呑みにして、事実確認(ウラ取り)をせずに書いたのではないか?
ネット上で噂になった、「学校や警察が揉み消そうとした」という事実もないはず」(要約)としている。
私も行政当局の現場に取材したが非常に分かりやすく丁寧な対応で、もみ消そうという空気は全く受けなかった。