暴行容疑:留学生に卵投げつけ、少年3人逮捕
佐賀県鳥栖市の路上で留学生に生卵を投げつけたとして、県警鳥栖署は26日、
鳥栖市と福岡県久留米市の18〜19歳の少年3人を暴行容疑で逮捕した。
被害者の留学生が通う鳥栖市の日本語学校によると、昨年12月以降、
留学生19人が卵を投げられたり、エアガンを発砲されたりするなどしたといい、
鳥栖署は悪質な嫌がらせとみて関連を捜査している。
逮捕容疑は20日午後9時35分ごろ、鳥栖市本鳥栖町の路上で、
自転車で通行中の20代のネパール人留学生の顔などに、乗用車の中から数回にわたり生卵を投げつけたとしている。
留学生が逃げようとすると、車を先回りさせて車を降り、生卵をぶつけたという。
日本語学校によると、被害に遭ったのはネパール、ベトナム、スリランカからの留学生男女計19人。
アルバイトの行き帰りなどの自転車で通行中に大型の乗用車が近づいてきて幅寄せし、
止まった留学生に、乗用車の男らが「あなた、どこから来た?」「何人?」などと尋ね、
国名などを答えると生卵を投げつけたり、マヨネーズをかけたりしたという。
エアガンを発砲されたり、砂利を投げつけられたりしたケースもあったという。けがは確認されていない。
http://mainichi.jp/select/news/20140527k0000e040231000c.html