http://www.dailymotion.com/video/x1rhqg1_2014-04-26-no%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC_news?start=2226

大筋オッケイ、間違いが１つ。

東電は津波の防護壁を作ることは大筋で決めていた。ただすぐに地震が来るとは思わなかったので長期にわたって建設することを予定していた。東電などの日本の大手企業の投資戦略は10年計画とか30年計画なのでお役人体質が禍したといえる。それに地震が来ることは予想できないから。

青山氏もマスコミも書かないのだけど、太陽光エネルギーは政府の補助金なしではありえない。風力は日本の気象が荒すぎて、信頼性に乏しい。ジオサーモは国立公園、国定公園にあることが多く、環境、美観の面から難しい（多くが観光地）。水力発電所は計画から建設まで10年、地元の反対にあれば30年。

それと日本が言いだしっぺの京都議定書メカニズムで原発を今は稼動しないと、石油、ガスを燃やすたびに発展途上国に二酸化炭素排出権を買ってもらわないといけない。

原発を20年ぐらいは稼動しないと、廃炉にするお金がありません。一気にやめれば破綻します。

電気料金を倍にしなくてよかったのは買ってあった原発の燃料棒をすべて外国に売却したからです。
これからこれを売り尽くして、原発をすぐ放棄すれば電気料金は3倍ぐらいにはなります。

素人考えだけど、竹田恒泰さんが言ってるGTCC（ガス タービン コンバインド サイクル発電）とメタンハイドレートと地域発電で電力問題は解決じゃね？原発使わなくってもさ。まあ、いきなり切り替えるわけにはいかないにしてもさ。

GTCCで発電量を挙げて、日本海産メタンハイドレートで燃料代を減らして、地域発電で送電損失を減らす。この3点セットで完璧じゃね？
大体、原発って送電損失が高すぎるような気がする。どうしても原発って首都圏から遠いところにあるしさ。

GTCC（ガス タービン コンバインド サイクル発電）は急場をしのぐのにはいいのですが。

それでも発電所、急いで１０年とかのプロジェトなんですよ。
いきなり、無理やり住宅地や農地に発電所にたてたら住民は大反対でしょう。
反対されれば２０年プロジェクトになります。

伝送損失は最大５００キロまでですね。日本はそんなに損失はありません。
青函トンネルは鉄道輸送もそうですけど、電気を本州とつなぐために作られました。

メタンハイドレートなら今はまだ石油やＬＮＧ買ったほうが大幅に安いです。
それと化石燃料なので京都議定書にいる限り排出権を買ってもらわなければなりません。
化石燃料は不利です。

送電損失は結構大きいと思うけど。。。100万kW級の原子力発電所６基分だとか。

http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2011-06-29

あと、近代が開発している近大バイオコークスなら京都議定書もクリアしそうだけど、どうなのかな？

研究レベルのことを導入してもいいのだけど、机の上と実際ではだいぶ違うことが多いから、何ともいえないですね。

学者は理論上そうなるといいはりますけど、出力が安定しなかったり、安全面で見えないところがあったり。
１０年は様子をみないと、怖くて使えないのが本当のところではないでしょうか。
失敗してから数百億円無駄にしましたでは、税金、補助金を投入しては作れないですし。

伝送損失も多少ありますが、根本の問題は、日本は２種類の周波数で電気を回しているので、無駄は多いです。足りないところから足りているところに電気を回すのに周波数を変えないといけない。
一応あることはあるのですけど、フル稼働するとは地震まで誰も思いませんでした。
もちろん膨大な設備投資になるので地震後規模の大きいのを建設することにしたはずですが。
まだ、完成していないと思います。あと１０年？急いで５年はかかるとは思いますが、特別法案でも通ればべつですけど。

なるほど、なるほど、勉強になりました。やはり１０年２０年の話だってことですね。ベースロード電源は当分は原発に頼るしかないようですね。