2014年2月16日、英紙フィナンシャル・タイムズは、
スタンフォード大学アジア太平洋研究センターの韓国人学者、李成賢氏が寄稿した
「醜い韓国人は中国社会に何を教えてくれるのか」を掲載した。以下はその概要。
所構わず痰を吐く。トイレの水を流さない、手を洗わない。
フランスのホテルではキムチが入ったタッパーを開けて西洋人を困らせ、
イギリスの博物館では大声で騒ぎたてる。
韓国で1989年に海外旅行が自由化されると、
こうした「Ugly Korean(醜い韓国人)」の悪行が盛んに言われるようになった。
韓国の中年男性はよくゲップをしていた。朝鮮戦争当時、貧しかった韓国では、
人々はゲップをして満腹になったことを得意気に示していたのだ。
しかし外国人の目には下品以外の何物でもなかった。
キリスト教徒が多い韓国人は、旅行先の空港でも大声で祈りを捧げたり、
聖歌を歌ったりしていた。こうした行為も外国人には奇異に映っていた。
しかし現在では、これらはほとんど見られなくなった。
人類は環境適応能力を持つ。時間が解決してくれたというわけだ。
現在の中国人に、かつての「醜い韓国人」と似た行為が見られるのは、
少しも珍しいことではない。
韓国が経験から語れることは、マナー改善のために政府が前面に出すぎてはいけないということだ。
民間団体や市民に影響力のある人物の力を借りるべきだ。
公共広告や微博(中国版ツイッター)を活用すれば、効果はより高まるだろう。(翻訳・編集/NY)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83538&type=0