ソフトウェア開発をカナダで6年ほどやっています。
IT系で移民ができないと言うのは間違いでしょう。
僕はIT系(Application Products Developerにて申請)で
Skilled Workerカテゴリにて3年前に移民しました。
給与水準は日本と変わらないか、契約形態によっては日本よりも良いと思います。
(日本のサラリーマンSEの収入は普通のサラリーマンとあまり変わらなかったりしますから)
円高のため$1=83円で計算されてしまうと分が悪いかもしれませんが。
日本よりも貧富の差が大きいことからわかるように、職種別の収入の差もまた大きいです。
以下、BC州でのお話になりますが、同じソフトウェア開発関連のジョブタイトルでも、
Software Developer, Web Developer, Application Developer, Application Programmer
このあたりは普通($60k−70k)ですが、
Senior Software Developer, Software Engineer, Software Consultant, Software Architect
あたりはそれなりに高収入($80k−100k+)になることがあります。
管理系の Development Lead, Project Manager あたりも高いと思います。
(畑違いなので額はあまりよくわかりません)
また、同じジョブタイトルでも大企業になるとより収入が高くなります。
そして州によっても水準は全然変わってきます(BCやケベックは低い。アルバータやオンタリオは高い)。
さらに、カナダよりもUSの方が大分給与水準が高いです(ただし大都市に限る)。
シリコンバレーでは一介のプログラマーが$200kを稼ぐなんてざらのようですよ。まぁそこは特別として。
正直なところ、カナダ人デベロッパーと日本人およびアジア人デベロッパーのレベルを比較したら、
平均的に考えて圧倒的に日本人の方が優秀だと思います。
そのためデベロッパー系の職種の人の中で移民の割合は決して低くないと思います。
(逆にマネージメント系は低いような気がします)
僕の周りにはヨーロッパ系・中国系・インド系が多いです。
日本から来た(二世とかではない)デベロッパーにはまだ会ったことがないですが、
コメントされている人もいるようにきっといるはずです。
英語は上の方が言うように完璧である必要はないですが、
カンファレンスミーティングなどで技術的なプレゼンテーションができ、
議論に参加できる程度のレベルは必要になります。
monster.caなどでレジュメを登録し、
まず最初は6ヶ月・12ヶ月のコントラクトなどから始めて、
北米での職歴およびリファレンスを得ることが大事だと思います。
リファレンスが2つ3つできたころから、大企業などからパーマネント(正社員)の
ポジションのお誘いがかかるようになってくると思います。
「大企業の歯車になるのは嫌い」と思う方でも、日本の大企業とカナダの大企業では
自由度が全然違いますから一度試してみる価値はあると思います。
がんばってください!
P.S.
レジュメ作成、面接など、何かお力になれることがあればご相談ください。
またもしこちらで開発案件などお手伝いできそうであればご連絡ください。いくつかご紹介できると思います。
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