今年の一月初め、念願の永住権(permanent residency)
取れました。
最後のステップ(仮ビザ取得からランディングまで)で
私もかなり調べたのですが、
細かい事で経験しないとわからないことが
たくさんあったので参考になればと思い、投稿しました。
私はトロント近郊から、カナダ人弁護士を使って、
バッファローオフィスに
skilled worker visaを応募していました。
私が踏んだ手順は以下の通り。
(1)2007年12月末、パスポート他を
2008年1月中旬までに提出するようにと
ビザオフィスから書類届く。
(2)2008年1月初頭、車でアメリカのバッファローにある
ビザオフィスに必要書類を提出
(3)同日、ナイアガラのレインボーブリッジにある
カナダ側の移民事務所(?)でランディング。
正式な永住権ビザ(permanent residentビザ)を取得。
(4)(3)で伝えた住所(カナダ国内)に2週間後くらいに
PRカードが届く。
【必要な書類】
(2)で必要なもの
a) アメリカに入国するのにビジタービザ
(国境で止められてかなりびっくり。
要は飛行機でアメリカ経由でカナダに来るときに
緑色の細長い書類を書いて、
アメリカの経由空港で提出しますよね?
あれのことです。
アメリカ経由でカナダに入国してから日が浅い方は
そのビザがまだ有効な可能性があります。
私は切れてたので
(確かビジタービザに有効期限書いてありました)
怒られた&約6米ドル払って、
国境の移民事務所(アメリカサイド)で再発行してもらいました)
(b) バッファローのオフィスで仮ビザ発行で必要なもの
1)(手順1で)届いた書類
2)身長と目の色(届いた書類に書いて提出するのみ)
3)写真3枚(大きさは書いてあります)
4)パスポート
(3)で必要なもの。
1) 手順2でもらった、パスポートに貼ってある仮ビザ
2) 手順2でもらった
confirmation of permanent residence(COPR)の書類
3)残高証明書
残高証明書の必要額は一人だと2008年一月現在、
一人の場合10,168カナダドル。
CICのHPに書いてあります。
2年前は若干安かったのでその都度確かめた方がいいと思います。
http://www.cic.gc.ca/english/immigrate/skilled/funds.asp
ちなみに、この残高証明書、全く聞かれない人もいるようですが、
私の場合、カナダ国境の移民事務局で当たり前のように
「で、残高証明書は?」と聞かれ、
その書類を見ながらコンピュータに
金額を入力ししていました。
たぶん、記入する欄があるのでしょう。
持って行った方が無難です。
この際、私の場合は、永住権について
テストもどきをさせられました。
緊張していたので細かい質問は覚えていませんが、
「カナダ市民との違いは?」
と聞かれた事は覚えています。
これも、全く聞かれない人もいるようなので
これに答えられなかったら
ビザ発行されないということはないと思いますが、
ただ、調べておいて損はないと思います。
【残高証明書について詳細】
私は、日本のシティバンクから発行してもらった
残高証明書を持って行きました。
でも念のため、カナダのTDトラストから
発行してもらったものもありました。
「残高を証明する書類で、
銀行のレターヘッドと誰かの署名があるもの」
と言って発行してもらいました。
TDの場合は10−20ドルくらい発行手数料を
払い、24時間で発行可能のようです。
人によっては日本から残高証明書の他に
1万カナダドルを現金で持って
行かれて大丈夫だった方もいるようです。
ただ、現金で持って行った場合、別途申請が必要なようです。
http://www.cbsa-asfc.gc.ca/publications/pub/bsf5052-eng.html
要は「ランディング」とは、
「仮ビザとCOPRを持ってカナダの国境にある
ビザ事務局で、正式な永住権(番号)を取る事」です。
仮ビザの有効期限以内にランディングしないと無効になります。
この有効期限も人によって違うという話を聞きました。
私の場合は5ヶ月くらい。
弁護士が大体半年の人が多いと言っていました。
トロント近郊から陸路でビザ取得した経験談でした。
参考になれば。