初めまして。なにか参考になる意見を頂戴できないかと思い、投稿します。

トルコ在住トルコ人の知人が今週カナダへ移住するそうです。彼は数年前にカナダ人女性と結婚し、子供ももうけており、奥さんがスポンサーとなってファミリークラスの移民申請をして、カナダへ渡るそうです。
この知人の話では、5年滞在できるビザを既に取得したとかで、今後はカナダに3年居住すれば永住権の申請もできる、とのことです。

ただ、彼は以前日本に滞在していたことがあるそうで、その頃薬物所持で逮捕されており、判決内容の詳細は知りませんが、起訴されて執行猶予付き（執行猶予3年だとか言っていた）の有罪判決を受けています。

カナダ移民申請するにしても、過去に犯罪歴がある人は難しいのではないかと思ったのですが、過去に犯罪を犯しても、その後何も無く真面目に生活している場合は「リハビリテーション」申請というのをおこなえば、カナダの移民申請も可能らしいです。それでも、日本で判決が出た時期に執行猶予が終了する期間を足して計算すると、まだこの犯罪リハビリテーションの申請すらできない状態だと思うのです。

カナダ人の奥さんは日本での犯罪歴を知りながら、スポンサーとなって家族移民の申請をしているのか、それとも彼にこうした犯罪歴があることを一切教えられないまま、片棒をかつがされている？のかわかりませんが、過去に居住した国で犯罪歴がある場合でも、それを隠して申請できるものなのでしょうか？そんなことがまかり通るほど、移民申請の審査ってイージーだったりすることも有りうるのでしょうか？

>この知人の話では、5年滞在できるビザを既に取得したとかで、今後はカナダに3年居住すれば永住権の申請もできる、とのことです。

↑むしろこのビザが何なのかよく分かりませんが・・・。

確かに、過去に犯罪歴があっても彼の言うとおりリハビリテーション申請が行えます。が、刑期(執行猶予含む)が満了して５〜１０年後じゃないと申請できなかったり、申請できない場合もあります。これは犯罪の種類によると思いますが、薬物所持なら５年位で可能なのでは？
このガイドの１９ページ目に一覧表があります。
http://www.cic.gc.ca/english/pdf/kits/guides/3999E.pdf

また日本での在住期間が半年以上であれば、警察の無罪証明が必要ですのでCICに隠すことは無理でしょうが、半年未満であればどうでしょうねぇ？奥さんがどんなつもりかは私が知る由もありませんが。。。 　

べべ 様、情報を有難うございます。

>>この知人の話では、5年滞在できるビザを既に取得したとかで、今後はカナダに3年居住すれば永住権の申請もできる、とのことです。
>
>↑むしろこのビザが何なのかよく分かりませんが・・・。

おっしゃるとおりです。なにしろ、本人がそう言っていただけなので…。

この知人はかつては日本人の奥さんがおり、日本で一緒に暮らしていたそうです。日本滞在していた期間は2年〜3年ほどで、その内最後の半年以上は拘置所で過ごした模様です。
判決の書かれた用紙を見せてもらったことがあります。ちらりと見せてくれただけなので、刑の詳しい内容はわかりませんが、執行猶予付きのものでした。
判決が出て滞在許可の申請をしたものの受け入れられずに拒否されたので、拘置所から出所後早々に強制退去となり、トルコに帰国した、とかいう経緯を聞いています。

執行猶予期間をカウントするのに、拘置所での拘留期間も含めるなら、現在はリハビリテーション申請に要する待機期間5年がギリギリ終了したところで、これからやっとリハビリテーション申請が行える状態になったか、というところだと思います。

但し、問題がもう一つあり、数ヶ月前に彼は日本に入国したらしいのです。自分は後日そのことを聞き、驚きました。なぜなら薬物関係での有罪判決を受けた場合、日本では「永久上陸拒否事由」に該当するんじゃないかと思うのですが、おそらく何年経とうが永久に日本入国は不可となるはずだからです。

トルコはまだ法整備が甘いのか、憲法裁判所で氏名を変更し、それで別人のふりをして（別名となるので）新たにパスポートを合法的に作る事が可能だったりするらしく、それを悪用して、日本で強制退去になってもすぐに来日するトルコ人が結構いるらしい、というのは以前から聞いていました。

同様の方法で知人も別名でパスポートを作り、日本の入国審査をパスしたらしいのです。しかし、トルコでは合法かもしれなくても、これは日本ではパスポートの偽造になるだろうし、永久上陸拒否に該当するにもかかわらず虚偽の申請で入国したとして、入管法に触れるのではないかな、と素人ですが思ったりしています。

だとすれば、日本で薬物所持で有罪判決後、一切犯罪にかかわらずに真面目に過ごした、とはいえなくなるわけです。彼にはリハビリテーション申請する上での前提となる、そもそもの資格があるのか、ということが問題になってきます。

昨年日本入国して、その後トルコに戻ったあと、氏名を元に戻す変更手続きをとってしまえば、もしかしたらこの氏名変更しての日本入国は彼の履歴表面に現れない…などということもあるのだろうか、トルコのお国柄を考えると、役所手続きにおける不備も十分ありうるかも、などと思えてくるのです。
昨年の来日にあたり、氏名変更して新たな名義で正規のパスポートを取得した、というのも本人談なので、もしかしたら単に他人のパスポートを写真を張り替えて使った、だの、偽造した、だの、実際はお粗末な真相なのかもしれません。


一般的に、CICにこうしたことを第3者が知らせる、という方策はあるのでしょうか。

自分としてはこの知人がトルコ国内に居住してくれたほうがいいのです。彼の親兄弟や親戚、知人、これまでの職場なども知っているので、居所も確認しやすく、連絡も取りやすいからです。

この知人は確かに人間として脆弱な部分があって、その裏切りに無責任さに落胆させられたこともしばしばでしたが、境遇など同情すべき点も多く、けして悪人ではない、と思って、自分としては誠実に付き合ってきたつもりです。
しかし、今回、事情がこれまでになく急変し、自分も含めて今まで彼に友人として金銭的な面でも援助してきていた連中（日本人、ドイツ人、トルコ人など数名います）は、彼がカナダでの住所や電話番号など居住地の詳細を一切明かそうとしないので、このまま移住を機に雲隠れするつもりかもしれない、と考えています。

今まで妻子はカナダ、知人自身はトルコに在住、時折妻子がカナダから彼を訪ねてきて滞在する、という形だったので、上記のような彼の事情もおそらく、カナダ人の奥さんは知らないのかもしれません。

ちなみに彼は妻子とともに昨日カナダに発ってしまったようで、彼の兄弟に連絡を取ったところ、彼らもカナダでの住所や電話を知らないといっています。兄弟をかばってそう言っているだけかもしれないので、なんともわかりませんが。ドイツ人の友人は自分が知らせるまで全くカナダ移住の話も聞いていなかったとのことで、非常に不審感を募らせています。

例えダメモトでも、彼の移民申請での犯罪暦には虚偽があるとして、できればどこかに通報して移住を阻止できないかと思っているところです。

どうもヘヴィーな話題になってしまい恐縮ですが、なにか情報ありましたらお願いします。
　

Res１です。失礼ながら、興味本位でのトピかと思っておりましたが、どうやら知人の方が移民することによってトピ主さんが損害を被る可能性があるのですね。それは困りましたね。

それにしても知人の方も強烈な方ですね・・・。
名前を変えてまで日本入国されるとは。
実は先の投稿もガイドを斜め読みした程度のことでして、経験に基づいている訳ではないので(笑)、これ以上の詳しいことも分からないのですが。

まずは日本に数年間滞在していたということで、日本での犯罪歴は確実にCICに行きますね。それでもリハビリ申請が出来るでしょうが、やはり前科有りということは通常の申請よりは審査が厳しくなるのではないでしょうか？憶測ですが。
そして当然トルコの警察証明も必要ですが、これに過去の改名の事実みたいなのは記載されないのかなぁ？その後元の名前に再改名しても空白部分が出来てしまうし。そのまま改名された名前で移民申請すると、改名前の期間が空白になってしまうし。どうなんでしょう？

只、改名したことが分かっても、その期間に犯罪を犯したことが立証できなければあまり意味がないですね。改名中に逮捕されたわけでもないし。審査が多少厳しくなるとはいえ、一人からの通報でカナダ移民局が日本の法務省？等関係機関に「この場合は犯罪になる？」と問い合わせ、日本の機関が既に出国している者の捜査を新たに開始するとは考えにくいです・・・。
それでもダメ元でとおっしゃるなら、とりあえずカナダ国内のコールセンターに通報するしかないですねぇ。

私達日本人にとっては信じられないけれど、こう言う人達ってあらゆる裏技というか、法の抜け道みたいなのを知っていたり、何より国の法整備が機能していなかったりで納得いかないですよね。
私の主人も今はカナダ市民ですが、母国の法整備はずさんもいいとこなのでよく分かります。(同国出身の知人に「(その国の)パスポートが欲しかったらすぐ手配するよ」って言われたことあります・汗。市民権どころか永住権も持ってないのに。しかもその知人は一般人。)

有益な情報を差し上げられず申し訳ないですが、他のご友人共々諦めきれないでしょうから、今はなるべく相手の方に悟られないようにして、連絡先を把握しておくのが先決かもしれませんね。今後連絡があった場合ですが。

何とか上手く連絡がつくといいですね。 　

べべ様、有難うございます。

今回のカナダ移民の件は、知人本人から聞いた話があまり要領を得ないというか、整合性に欠けるものなので、よくわからない部分が多々あるのですが、いろいろと総合して考えてみるに、彼は奥さんと数ヶ月前からファミリークラスでの移民申請手続きをおこなっていたと推測され、なぜだかすんなりと申請が通って移民ビザを取得できたので早速渡加した、ということなのではないかと思えてきました。

犯罪証明やリハビリテーション申請などの手続きを規定どおりまっとうに行っていたなら、さほどスムーズに進みはしなかっただろうと思います。べべ様のおっしゃるような何か裏技や抜け道を用いたのかもしれません。そもそも、まだリハビリテーション申請すら出来ない時期だったわけですから。

しかし、既に移民申請が通り、一旦移民ビザを取ってしまったとなると、もう今さら関係各所などに通報しても手遅れでしょうか。

CICのコールセンターの番号は、ウェブサイトに掲載されているのは確認していたのですが、カナダ国内からの通話に限定されているトールフリーの番号のようなので、どうしたものかと思っていました。

あとは一応、在日本と在トルコのカナダ大使館の、問い合わせ用メールアドレスに事情を書いて送信してみようかと思案中です。

それとも電話やファックスのほうが効果的でしょうか。

自分と同じくこの知人を援助していた連中は、あきらめモードに入ってしまっているようなのですが、自分としては「とりあえず、やれるだけやってみよう」という気持ちでいます。

もし何かまた参考になる情報がありましたら、どんな些細なものでも有り難いので、どうぞご教授下さい。宜しくお願いします。