>国内に住んでいながらの国外申請って、裏技みたいなものなのでしょうか?
裏技ではなくむしろ国外申請が原則です。原則で、できるのが当たり前だからわざわざ書いていないんですよ。国内申請は特殊なので、誰ができるか書いてあるはずです。永住権を国内申請できるのは、配偶者・パートナーと難民、人道的見地からの申請者という、限られた申請者だけですよね。私は個人移民ですが、個人移民は国外申請しかないので、国内から国外申請しました。
では、これはどうですか。国内申請ガイドですから、国内にいる申請者向けです。国内申請はサービススタンダードが適用されないから、国内からでも国外申請をしなさいという記述なのですが。
Family Class redesign, which is aimed at faster processing of spouse or common-law partner applications, only applies to applicants outside Canada. Processing times for spouses or common-law partners in Canada are generally longer.
You or your spouse or your common-law partner:
Can apply to a visa office outside Canada to take advantage of the Family Class redesign processing standard
http://www.cic.gc.ca/english/applications/guides/5289E.html#wp1048165
法律というのは、できることはあまり書いていなくて、「できないと書いていない限りしてもいい」という読み方をします。「家の中で鼻歌を歌ってもいい」とか「スキップをして歩いてもいい」とかいう法律はないですよね。日本には屋外での飲酒を許可する法律はありませんが、禁止する法律がないので合法です。彼が言ってるのは、屋外での飲酒を許可する法律を探して来い、そうでない限り違法だといってるのと同じです。
正しい議論としては、彼ができないというなら、むしろ彼の方が「国外申請は国内からはできない」とか「国外申請をするためには国外にいなければならない」とか書いてあるところを指摘してもらうべきなのですけれどね。
でも、あまり協力的でない配偶者・パートナーを嘆く書き込みもある中で、彼の一生懸命な姿が想像できて好感が持てますね。