by
Ritz
from
オタワ 2006/01/25 18:45:02
オタワのカールトン大学(CAEL制作校)の応用言語学科で、CAELについても制作の立場から研究していました。IELTSについてはよく知りませんが、CAELはTOEFLと比べるともっと大学での言語応用力(英語の知識ではなく)に焦点を当てて作られています。まずListeningとSpeakingはテープを聴きながら解答を録音して行く要領で同時に行われます。自分の名前や英語学習の目的は必ず聞かれます。要領よく時間内に話せるよう練習しておくといいでしょう。その後、グループディスカッションへの準備という設定で幾つかのテーマが与えられます。他のメンバー2人が選んだ後、残ったうちからテーマを選び、選択理由や離したい内容などを短く答えるよう問われます。また、course descriptionを見ながら質問に答えるという問題があります。その後、1つのテーマに沿って、ReadingとWritingが課せられ、通常2つの長文を読んで設問に答えるReadingの後、「〜について述べなさい」というような論文形式のWritingがあります。いずれも英語の運用能力を問われるので、細かい文法やスペルなどは大きな減点対象にはなりません。それよりも論理立てて話をしたり、Readingで得た知識をきちんとcitationしながら説得力ある文章を書けるかが採点対象になります。カールトン大学のサイトcarleton.caからCAELのページに行くと、詳しい説明や練習用の問題がダウンロードできるようになっています。頑張って下さい!
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