今年ワーキングホリデーで来ている方はこの時期にそろそろ仕事を探し始めるという方も多いと思います。
この掲示板で昔から話題になっていることですが、カナダでは日系の会社(実際は日系に限らず、外国人や移民をメインに雇っている会社全般)では、法を無視した劣悪な労働環境を強いられることが多いです。
自らの労働環境を守るために、面接時には以下の事を必ず確認しましょう。
・時給はいくらなのか
各州には最低賃金(Minumu Wage)というものがあり、それを下回る賃金で働かせることは違法です。時給は必ず確認しましょう。
トレーニング期間は最低賃金を下回ることがありますが、それはその仕事において過去に経験がなかった場合に限ります。
・トレーニング時の給料がちゃんとでるか(そのときの時給も確認)
トレーニング中であっても、業務に直接関係のあるトレーニング(例えばレストランの中でのトレーニング)は必ず給料が支払われなければなりません。
・残業代はでるかどうか
BC州では雇用主は従業員に1日8時間もしくは週40時間を越える労働に対し、通常の給料の1.5倍の残業代を支払う法的義務があります。
1日8時間を超えた場合、もしくは週40時間を超えた場合で、超えた分が1.5倍になります。
・バケーションペイがもらえるかどうか
Vacation Payは給料に4%上乗せされて支給されるものです。 これはパートタイムでもフルタイムでも関係ありません。
本来、1年間働くと受給資格を得られますが、 1年働かなくても5日以上働いていた場合、 仕事をやめるときに受給されます。
上記に記載したことは法で守られた、言わば守られて当たり前なレベルのことですが、残念ながら日本食レストランや居酒屋などでは守られていないところも多いです。そのようなところはトラブルの元ですので働くのは避けたほうがいいでしょう。
その他、BC州の労働環境についての情報は、以下のサイトに目を通してみると参考になると思います。質問などもちゃんと回答されているみたいです。
http://bcfairemployment.wordpress.com/