あるホームページですばらしいコメントを発見しました。資本主義の中にあって最終的には、金ではなく、喜びをもとめる。人間としてものすごく大事なことです。
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http://www.scn-net.ne.jp/~language/preface010.htm
イギリス駐在中に、日本で企業戦士をやっていた私には、職場で大きな違和感を感じていました。イギリス人が残業・休出をしないのです。朝のラッシュアワー以上に、定時のラッシュアワーが発生します。なんなんだと思った反面、自分の時間がたくさん持てるので、勉強もたくさん出来ました。といってもBBCテレビやラジオ、読書をして、いろいろな歴史的な場所を訪問したりしていた程度ですが。
イギリスの友人に、私が感じた働き方の違和感を話しました。つまり「イギリス人の担当者に納期は守れるはずだ。スケジュールを遅らせることは日本人の感覚では許されない。」というようなことを言ったと思います。
帰ってきた答えは予想しないものでした。「日本から来た友人よ。日本はあと200年学習する必要があるかも知れない。君の言っていることは我々が200年前に産業革命で国をあげて散々議論された。結局、お金や、物質の豊かさを追求すると、人間が壊れ始めることに気付いた。せっかく人間に生まれたのだから良く考えてほしい。」と言われました。
今ならば、良く理解できます。自分でも勝手に解釈して実行しています。ようやく日本でも、仕事と私生活のバランスが言われ始めていますが、学習するには、あと200年もかかるのでしょうか?