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バンクーバー 2005/03/31 10:35:52
プロキシサーバの原理
まず、ユーザがプロキシサーバを利用しないで目的のWebページを閲覧することを考えてみます。この場合、ユーザのコンピュータが目的のWebページの置いてあるWWWサーバに直接アクセスして、Webページを取って来ます。
ユーザのコンピュータ(要求元) ←→ WWWサーバ(要求先)
一方、ユーザがプロキシサーバを利用して目的のWebページを閲覧する場合、ユーザの代わりにプロキシサーバがWWWサーバにアクセスして目的のWebページを取って来てくれます。
ユーザのコンピュータ(要求元) ←→ プロキシサーバ ←→ WWWサーバ(要求先)
この場合、コンテンツの要求元(ユーザ)と要求先(WWWサーバ)の間にプロキシサーバを挟むことによって通信経路が多少複雑で遠回りになります。そのため、プロキシサーバを利用することは一見コンテンツの取得に関わる通信を非効率的にしてしまうだけのように思われるかもしれません。しかし、実はこれには様々なメリットが秘められているのです。
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