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バンクーバー 2008/10/26 00:51:20
Res1さんに補足です。
let は使役で、日本語にすると「〜させる」になりますが、日本語にすると似てしまうのが、使役の make です。
make の「〜させる」は、無理やり、やらせるイメージ。
let の「〜させる」は、自然に出てきたことを許可するイメージ(邪魔せず自然にさせるておく)。
たとえば、Let me help you. という表現を良くきくと思いますが、これは「私に手伝わせてください」という表現になります。
同じように、I’ll let you know. というのは、あなたに教えるよ、という意味ですが、let を使うことによって、あなたが知ることを(妨げたり隠しだてしたりすことなく)伝わるようにする、というような感じがどことなくある言い方です。
もしこれが、I’ll make you know. (こういう言い方はあまりしませんが、あくまで対比例とて)となると、知りたくないのに無理やり判らせてやる、みたいな暴力的な感じになります。
日本人にもっとも馴染みの深い let の使われ方は「Let’s go」のような使い方でしょう。
Let’s go = Let us go. これも真髄は同じです。
直訳すると「私たちを行かせよ」→「さぁ行こう」となるのですが、この let があることで、自分たちに「行きたい」というような飛び出したいような気持ちがあって、をの気持ちを let(〜させる)ことによって、行きたい気持ちを遮らない、思うまま行かせよう、というニュアンスになります。
Let us go は、行きたくてウズウズしてる自分たちが飛び出すイメージ、もしこれが Make us go (もちろん単文でこういう使われ方はしませんが、対比として)だと、イヤがる自分たちを引きずって行かされてるイメージになります。
他にも、よく耳にする言い回しとしては、
Let me introduce myself. 自己紹介させてください(自己紹介するということを許してください)
Let me do it. やらせてください。
Let people think whatever they want. 何とでも思わせておけ(人が考えることを遮らず、思うがままにさせておきなさい)
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