「勉強をやめたら英語がうまくなる」だと?
by
フリスク・チャド
from
Seattle 2014/11/26 19:38:27
英語学習について日本語でブログを書いているアメリカ人です。5年間日本に住んだ経験があって、アメリカに帰ってからも英語を勉強している日本人のサポートになりたくて打ち上げたブログです。今日の記事で「日本人はもしかして勉強しすぎ?」という可能性について語っています。正確に言うと、「勉強法」というよりも、「勉強しない方」というのが正解かな。自分のことを「勉強しすぎる人」と思っている方はいらっしゃるかな?いないかな?いなければ再検討が大事かもしれない。
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本城武則という人を聞いたことがありますか?「英語はまず日本語で考えろ」という彼の本を読んでいますが、とても勉強になります。オススメです。英語の勉強において(まあ、英語の勉強に限らないと思うけど)日本人が抱えている問題とその解決法を彼が語る本です。英語学習について彼にインタビューして、彼の答えを読者の皆さんにお届けしたいと思いますが、まだやり取り中なので少々お待ちください。
「日本人は勉強しすぎだ」。彼の主張の一つ。
「そんなわけないだろ」と言いたくなるかもしれませんが、考えてみたら説得力がある。
問題が「勉強」と「実践」の関係にある。僕は今スペイン語を勉強しています。アプリを使って、毎日少しずつやるようにしています。親の友達に、コランビア人がいます。奥さんがアメリカ人だけど、スペイン語の達人だから二人がスペイン語で会話をします。よく僕の家を訪ねるので、スペイン語を話すチャンスがたくさんある。
なのに僕はしゃべらない。なんで?まだ初心者だから、準備ができていないと、恥ずかしいからです。
つまり「人とスペイン語で話す前に、もっと勉強しなければならない」。
そこです。誤っているのが全くその考えです。人を縛る考えがたくさんありますが、これが大きな一つ。「準備ができていない。始める前にもっと勉強しなければ」。
実は、そう考えていれば、勉強をやってはダメです。本来、勉強が実践をサポートします。勉強が実践の妨げになると、目的がずれていのです。実践がメイン。勉強がサポート。スタートするには、もう勉強は要らない。今日勉強を止めて、実践を始めるといい。
僕もそのようにします。
今の自分に十分力が備わっています。発揮できるよう、お互いに頑張ろう。
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