みなさん、こんにちは。
私は時としてカナダでの生活に少し疲れて何となく気分が落ち込む日が多いのですが、そんなとき夫（カナダ人）も察して気は遣ってくれるのですが、こんな風にアドバイス（？）してきます。「自分の問題は自分で解決する以外、方法はないよ。自分以外に頼るのはエゴだからね」と。それは真実だと思うのですが、そう言われると、本当に寂しい気持になるのです。それは、夫の言うようにやっぱりエゴなのでしょうか。
そして、「そう言われたら寂しいし孤独を感じる」と夫に言うと、「俺に対する期待が高すぎるんじゃないか」と言います。正直でありがたい反面、夫の回答に空しさを感じるのは私だけでしょうか？
皆様は同じような経験ありますか？
どうやって、そんな言い合いの後、理解を深めていくのでしょうか？
皆様の経験から学ばせていただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

ごめんなさい。　私はそういう態度の夫と別れました。だから経験によるいいアドバイスは出来ないのですが…

元夫は一事が万事「自分の心の持ちよう」「自分次第」という考えの人で
私がパニック症候群をもっていたのですが、それも演技ととられたこともあり、とにかく妻に頼られることが嫌いな人でした。（他人にはいい人と思われるべく親切にしていました。）

同じ苦しみを耐えるなら一緒にいて突き放される人といるより一人で立ち向かう方が精神的に楽だと思ったからです。　本来力になってくれるべき人が人の弱みや苦しみに理解を示せないなら、余計にそれがストレスとなって症状を悪化させるからです。

離婚前、カウンセリングにも少し通ってみましたが、カウンセラーは元夫のことを「自己愛の強い人で自分をサポートしてくれる時だけ優しくなれる人」だと言っていました。

トピ主さんが
＞正直でありがたい反面、夫の回答に空しさを感じるのは私だけでしょうか？
と感じるのは自然だと思います。

トピ主さんの場合はまだまだ夫婦として亀裂が入った状態ではないので、カウンセリングのようなプロの第３者にも入ってもらって旦那さんにトピ主さんの鬱への理解を深めてもらうとか
はっきりと「こういうふうに対応してもらえたら私は心強いし前向きになれる」ということを言ってみてもいいのではないでしょうか。
　

早々にお返事をくださいましてありがとうございます。
本当に、おっしゃるとおりだと思います。私も毎回、ほぼ２週間に一回は同じ内容で同じケンカをし、同じ結果になり、同じ空しさを覚えています。このままで結婚を続けられるのか不安にもなります。
私の夫も周囲や私の家族には素晴らしいといわれています。夫も自己愛の強いタイプだとわたしも思っています。自己愛、もしくは自己防衛がものすごく強いとも言えると思います。
私も結婚当初、何度もパニック障害になりました。ぶっ倒れてても、放置されていました。あのときにこうなること、予感していましたが、結婚ってこんなものかもーと思って過ごしてきたのだと思います。
でも解決しなければ前へ進むはずはないのですから、アドバイスくださったように、第三者のカウンセラーなどの介入で、お互いの言い分を理解できる方法を考えるべきだと思います。
私たちの最大の欠点はお互いに「分かって欲しい」という平行線なのだと思います。なかなか難しいですね。でもカウンセラー、ぜひ相談してみます。ありがとうございました。

　

うちも数ヶ月前、同じような状況でした。うちの主人の態度もよく似ています。
でも、そのおかげで今はかなり自立できるようになりましたし、夫を頼らずなんとか自分の力でやってみようと思えるようになりました。
夫はそんなつもりはなく、多分私に頼られるのが負担だったのだと思いますが、でもそのおかげで自立を促されたので、今は感謝しています。
だから、夫にも「自立させてくれてありがとう。」と言っています。

私もつい最近までけんかが多かったのですが、夫をほめることで関係が一転しました。
夫は家でにこにこしていますし、私の心も平穏になりました。

「分かってほしい」とお互いに思ってるうちは、平行線で前に進まずつらいですよね。
でも、「夫のあるがままを受け入れる」「欠点は大目に見て長所を課題に評価する、そしてそれを口に出してほめる」そういう些細な事で驚くほど関係がよくなります。

お互い好きで結婚したのですから、必ずいい方向に解決する方法があるはずです。

今はつらいときかもしれませんが、幸せの鍵は自分が握っていることを忘れないでくださいね。


　

cana さん
ありがとうございます。Canaさんは素晴らしいですね。みんなそんな風にきちんと感謝の気持を持って関係を築けたら、って思うと思います。おっしゃるとおり好きで結婚したのですからいいところもあるはずです。私も今まで、Canaさんのように、相手の懐に入るという方法と感謝の気持で切り替えて努めてきました。
自立することも大事だと日中はボランティア活動をし、更に就職活動もしています。その点はCanaさんのように、おかげで自立への第一歩が踏めたと喜んでいます。
ただ、まだ心の中で、「なぜ私がいつも折れないといけないのか」という想いと「同じ言い合いの堂々巡りをするたびに同じことで怒り、問題解決は自分でするしかない」と言われ、彼自身、問題解決をしているのかどうか、私には分かりませんし、見えません。
たった一言、「そうだよな、辛いよな、頑張ってるよな」という思いやりを見せてほしいのだと思います。結局は自分次第だ、なんて回答は誰でも頭の中では分かっていると思います。お互いに問題を抱えるときに「でも自分次第だよ」と相手に言われるのは、時に冷たく感じませんか？自分で「結局自分で頑張らないと」と思えるようになるまでが一番苦しいときです。だからお互いに歩み寄りたいと思う気持があるのだと思います。支離滅裂になってきましたが、Canaさんのアドバイスに反論しているのでは決してありません。おっしゃられるように、本当に早く気持を前向きに切り替えていきたいと心から思っています。ただ、今までそうしてきたことでも、心底では納得しきれていない部分が常にあったから、こんな風になったのだ、という思いもあります。
夫婦関係って、本当に難しいです。

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わたしは中学校の先生に同じ事言われました。このころから何事も自分に責任があるという事を学び、社会にはいってからも様々な人に出会い、いろんな出来事があるたびにこの言葉を思い出し、いまでも救われる事が沢山あります。孤独を感じたことはありませんでした、反対に沢山の勇気を与えられ沢山の可能性を自分で築くことができた気がします。なぜトピさんは孤独を感じるのでしょうか。 　

「自分の事は自分で責任を持て」
と言う言う側の心境に、違いがあるかもしれない。
本当に自立することを願ってなのか、それとも、相手（ケアやサポート）をするのが面倒だからなのか・・・・・etc。
その違いが、言われた側の反応の違いに繋がることもあるのではないかと思う。 　

私の主人は私が病気の時テレビ見て笑ってました。時々「大丈夫？」と声はかけるのですが。その時「最悪なヤツと結婚した」と思いました。
その後、彼が病気で高熱を出した時私は当然ですが看病して何度も話しかけてずっとそばにいてあげました。彼はすごく感謝したようで、次から具合がちょっとでも悪くなるとものすごく『大丈夫か？病院行く？付いてったげようか？」と心配してくれます。最初に私が具合が悪かった時どうしたらいいか分からなかったのではないかと思いました。
こちらから対応を変えて行くと相手の態度も変わってきます。相手に冷たく対応された後に同じ対応で返すと夫婦仲はどんどんダメになって行きますから、問題が起こって彼を支えてあげるような事があった時、彼も「支え合うのはこんなにいいものなのか」「悪い事したな」と反省するかもしれませんね。
何でもそうですが、自分の対応で相手を変えてくと上手く事が運びます。相手に期待を持って変えてもらおうとせずお手本を見せるのも一つの手段ですね。
そして、どなたかも書いていましたがトピ主さんが強くなるチャンスでもあると思います。これをバネにして良く転換するも悪くなるも奥さん次第。お互い頑張りましょう！ 　

トピ主さんへ

全部読ませて頂きました。
私も結婚したての頃なんて良くケンカをしていました。
カナダに来たばっかりということもあり、私は何かと生活に不便も感じストレスも溜めていました。
そんなときに彼は自分の仕事にいっぱいいっぱいで話も聞いてくれず、私がちょっと愚痴をこぼそうものなら彼に怒鳴られてました。

でも時が経つにつれて操り方を分かってくるというか、正面からぶつかっても自分がしんどい思いをするということがわかってきてから少しづつ変わってきた気がしまいした。
夫婦って愛があっても、やっぱり他人だし映画やドラマとは違うんだな〜と自分を反省したりもしましたし。
もちろん、私の場合は彼にどっぷり依存していたのは事実だったので自分を変えなきゃいけなかったのですが・・・。

でも、トピ主さんはボランティア活動や就職活動もされてますし、十分自立されてるように伺えますし、その他の点でも努力されてる様子は伺えます。
そういうトピ主さんの姿を見ていると、とってもいたたまれません。
もう少し、旦那様に評価の目があってもいいんじゃかと思います。
トピ主さんがいつも『私だけどうして妥協しなきゃいけないんだろう』って思う気持ちよく分かります。
私の旦那も頑固だし、自己愛によってるタイプなのですが、これって甘えん坊ってことなんですよね。

海外で暮らすって、私には思ってた以上に大変でしたし、いくら愛する旦那がいようとも孤独を感じる時には感じるんです。
何かの記事で読みましたが、カナダ人は日本人のように察することが苦手らしいので、気持ちを察っして優しい言葉なんてかけれないのかもしれませんね。
他の方もおっしゃってましたが、１つは文化の違いで生まれる意味の違いかもしれませんし、後私が感じるのは育ちの違いもあると思います。

こういうのって気長に対応していくしかないんですよね。
トピ主さんもあんまり悩みすぎると抜け出せなくなりますので、適当に手を抜いてもＯＫですよ。
私たちはそうですが、ホントにくだらないことで夫婦喧嘩を始めてしまいます。
まずはそういうのから避けていければいいですね。
アドバイスはできませんが、トピ主さんが心配だったのでレスしてみました。


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すごくトピ主さんの気持ちが分かる気がします。

＞たった一言、「そうだよな、辛いよな、頑張ってるよな」という思いやりを見せてほしいのだと思います。

そうなんです、そのたった一言の思いやりの気持ちを言葉で聞きたいだけなんですよね。そこにあったかいハグなんかがあったらもうあとは自分で頑張れたりするんですよね。私の夫もこういう一言のいえない奴で、『仕方ない、頑張るしかない、ここは踏ん張りどころだ』などという言葉をまず言ってくる人で、なんか心が寂しいと思ってました。それをきっかけに何度も喧嘩になりました。だって頑張らなければいけないことは自分が一番良く分かってますから。
辛いときは一番分かってもらいたい人に、分かってるよ、という気持ちを見せて欲しい、だけだと本人に伝えました。そういった習慣がなかった人なので、何度か繰り返し伝えなければいけませんでしたが、結婚二年目くらいからは私が愚痴ったときやつぶれそうになってるときは暖かいはぐと、頑張ったね、辛かったね、という言葉がくるようになりました。

でも夫婦関係って本当に難しいと思います。うちも色々問題ありです。
　

思っていなくても、ただ同情するフリだけして欲しい、って頼んでみては？うちは全然欲しくもないアドバイスをされそうになると、アドバイスじゃなくて、ただ　聞いて欲しいだけだから、と前置きしてみます。でもやっぱり女友達の方が親身になってくれるような。。。うちは全然深刻ではないのでアドバイスになるかどうか分りませんが、男の人の態度ってこんなものかも？
あと、うちは日本にいたとき、何をするにも日本語の話せない旦那に頼られてけっこううんざりしました。夫婦といえども自分の事は自分でTake careできるのが私の理想です。 　

皆様

温かいアドバイスや思いやりの言葉、本当に本当にありがとうございます。

どうして皆様にはこんなにスーッと理解してもらえるのに、肝心の夫は頑固一徹に「君の立場に立って気持をシェアできない、だって僕は君じゃないからね」なんでしょうかね。。。。だから難しいのかもしれません。江原啓之氏が言ってたのですが「結婚は恋愛ではない。お互いが成長できるようになるための試練の場である。」　本当につくづく納得しています。ただでさえ同じ国で似た環境で育った相手でも結婚って簡単じゃないのに、国際結婚で海外にいるというだけでハードルは高かったわけですよね。私も実際に経験するまでこんなに大変だとは思いませんでした。


一応、このままだと、また些細なことで爆発しかねないしお互いに気持悪いので、とりあえず私はカウンセラーに相談することにし、予約をしました。前へ進んで解決していかないと、同じことの繰り返しですもんね。私たちは堂々巡りの言い合いをこの１年繰り返しています。いい加減、歩み寄りたいと思います。結婚生活を前向きに考えたいと思いますから。だけど自分ひとりで色々考え出してチャレンジするのは疲れました。だからプロの第三者に話を聞いてもらうだけでも今よりはマシだと思います。

皆様の温かいお言葉・ご理解に、本当に救われています。
言葉では言い尽くせませんがありがとうございます。
皆様もいろいろ苦労や工夫されていらっしゃるようなので、ぜひ、参考にさせていただき努力したいと思います。
ありがとうございました。 　

トピ主さんは旦那さんに話を聞いて欲しかっただけなんですよね？
異文化で疲れて気が落ち込んだ時にやさしく話を聞いて欲しかったんですよね。

でも彼はきっと問題の解決を要求されているのだと思って

＞「自分の問題は自分で解決する以外、方法はないよ。自分以外に頼るのはエゴだからね」
＞「俺に対する期待が高すぎるんじゃないか」

なんて言われたのではないでしょうか？

私も以前は同様に感じていました。古い本ですが、Men Are from Mars, Women Are from Venus　John Gray の本をお勧めします。

まったく同じ事例が出てますよ。奥さんもただ話すだけじゃなく、まず最初に

これから5分だけ話させて、でも答えを探しているわけじゃなくて、あなたに聞いてもらいたいだけなの。

と話だすようにと書いてあります。この本をお互いに読むといいのでは？

私も度々、それはお前が○○しないからだ〜と遮る夫に、
少しだけあなたのやさしさに触れさせて欲しいだけ、世界中が敵なように感じる日でも絶対的な味方がいるって感じたいだけなのと言って話を聞いてもらっています。

そのうち彼もだんだん同じように話をするようになってきました。しかし私も○○したら〜なんてつい言ってしまうんですよね。
反省です。



　

女性は辛い時は周りに同情してほしい、嬉しい時は周りも一緒に喜んでほしいって、根本的に男性と違う部分ありますよね。それを旦那さんに言ってみたらどうでしょうか？私は一度説明したことがあります。それからは私が怒って（スネて）いたりめちゃめちゃ喜んでいる時、旦那は自分の意見も言いながら可哀相とかそれはやったじゃん！とか一緒に気持ちを感じてくれ、色々気にしてくれるようになりました。嬉しいのと同時に、やっぱ言わなければわからないことってあるんだなとしみじみ思いました。
夫もアジア系移民で大変な思いをしていると思うので、私は私で「どんなことがあっても私はあなたの味方だからね、頑張ろうね」と言って赤ちゃんのように優しく抱きしめてあげたりすると夫はとっても嬉しいようです。上の方も仰っているようにこちらからの歩み寄りも大切だと思います。こちらの態度によって相手も変わるって絶対にありますから^^ 　

またまたレスさせていただいてます。
とぴ主さんのお気持ちよーーーーくわかります。読めば読むほど、つい先日までの私と似た状況です。的確なアドバイスではなく、ただ共感して「そうだね、わかるよ、つらいよね」という言葉がほしいんですよね。
それだけで心が軽くなりますよね。よくわかります。私もそういう言葉を求めて主人に相談を持ちかけていましたが、結局はけんかになってしまい、悩んで苦しかったです。

そこで、私が気づいたことは男と女は根本的な性質が違うということです。
男性は共感するより、そこから一歩前に進むための方向を示してやることが優しさだと思うらしいです。
女性はただ相手を受容し、共感することが得意らしいです。

それを学んで以降、私は自分の気持ちに共感してほしいときは女友達に相談するようにしました。
女性と同じ特性を主人に求めることは不可能であり、逆に自分にきびしい事を言ってくれる男性らしさを持った主人はすばらしいと思うようになりました。

私も「なんで私が毎回折れなきゃいけないの？」と思っていましたが、男性は心の中でかなり深く葛藤しているそうです。女性ほど表情や態度に示さないのでわかりにくいそうですが、今では、主人も苦しかっただろうなと思えるようになりました。

とぴ主さんのご主人もきっととてもいい方なんだと思いますよ。トピ主さんの気持ちに共感していなくても、奥さんの話を真剣にきいて自分の意見を言うということはある意味誠実だと思います。

　

皆様、本当にためになる大切なメッセージをありがとうございます。
男性と女性は違う。視点・論点・観点を変えて相手に話しかけ、相手に共感したり意見を言ったり、話を聞いたり聞いてもらったり、こういった事の重要さを皆様や夫から教えてもらいました。
ここに投稿して良かったと心から感謝しています。

本を紹介くださった方、ぜひ二人で読んでみます。

今日、夫に微笑みかけてみました。夫もそれを待っていたようです。何だか初心に返れたように思います。この経験を大事にしていきたいです。でもこのように、頭を冷やして前向きになれたのは、ここに返信くださった皆様の温かい励ましと共感、そして思いやり溢れるアドバイスのおかげに他なりません。
そして今後話し合いのときは、今回皆様に教えていただいたことを忘れずきちんと向き合っていきたいと思います。

本当にありがとうございました。
皆様も、そして私も、より良い毎日を過ごせると素晴らしいですね。 　

このトピを読んで、昔の自分を思い出しました。私は旦那さんと似ていたと思います。悩みますさん、ちょっと長くなります＋分りづらいかもしれませんが、よかったら読んでください。

以前、旦那は、私と喧嘩やいい争いになった時に、「僕は本当に悪い、君を怒らせてしたまった　だから自分自身を罰しないといけない」と頭をかなり強くこぶしで叩いていました。

どうやら彼は幼い時に、親から頻繁に叩かれて育ったようで、自分は悪い、だから自分は叩かれるべき、と思いこんでいたようです。その暴力が私や彼の家族に及んだことはありませんが、尋常じゃないくらい自分の頭を強く叩くのです。

私は、誰に対しても、たとえ自分自身に対するものでも、暴力は絶対に反対です。だから、「自分を傷つけることは、絶対にダメ!悪いことだよ!」「私はあなたを愛しているから、愛している人が、たとえあなた自身が叩いていても、傷つくのは耐えられない」「自分を傷つけても、なにの解決にならない」などとどうにかやめてくれる様に努力しましたが、一向に良くなりませんでした。彼も悪いことだと分かっていても、どうにも出来なかったようです。

今度、また頭を叩いたら、ふたりでカウンセリングに行こうと約束をして、しばらくは平和に過ぎました。が、ちょっとした口論でまた彼は自分自身をこぶしで叩いてしまいました。呪文のように「僕は悪い」「僕は罰せられなくちゃいけない」と言いながら、何度も何度も頭をこぶしで叩くのです。

いつもは自分を傷つける旦那に「ダメ!!」と怒りをぶつけていたのですが、その時はとても悲しくなってしまいました。そして、私はいつも「ダメ」とか「叩くのは悪いこと」とか、自分の価値観だけで話していて、でもそれは何も解決になっていなかったことに気がつきました。

少し経って、彼が落ち着いた時に、「私は、私の言うことを聞いて、としか言ってなかったね　でも、本当は私があなたの言っていることを聞かなくっちゃいけなかったね」"I always told you to LISTEN TO ME, but I had to LISTEN TO YOU..."（日本語だとややこしいかな?と思って英語で書きました）と言って抱きしめました。

それ以降、彼は頭をこぶしで強く叩くことは一切しなくなりました。

彼は、受け入れてくれる人が必要だったんだと思います。私は、聞いていることと、分ってあげることの違いをこの時に知りました。

多分、旦那さんも私と一緒で、
暴力＝悪い　のように　弱音＝負け　
のように考えているんだと思います。これって正論だけど、正論だから「正しい」ってことではないんですよね。

「俺に対する期待が高すぎるんじゃないか」って言われても、夫婦だったらやっぱり相手に一番わかってほしいと思うのは、当然だと思います。ただ、これまで違う環境、違う価値観で育ってきたので理解しあうことに時間がかかるんだと思います。


まずは、どれだけ悩みますさんが努力をしたか、を伝えてみてはいかがでしょうか?それでも報われなかったから、ちょっと落ち込んでいる、というのであれば旦那さんも理解しやすいのかもしれません。もしかしたら旦那さんは悩みますさんが、ただ弱音を吐いているだけだと勘違いしているのかもしれませんし。

この問題が解決した、いいほうに向かった時に、絶対ふたりの間には特別なものが生まれると思います。