外国人に日本語を教える立場にある者からの意見です。
「げんき」も「みんなのにほんご」も文法積み上げ式タイプの教科書で、しっかりと日本語文法を学びたい方には良い教科書だと思います。しかし、「げんき」では、学生(登場人物は大学生という設定ですが)が日常で使うであろう会話文を使っているのに対して、「みんなのにほんご」は、日本に留学または工場への研修で来ている外国人を対象に作られた教科書なので、普通の人が日本語を勉強する際、使用語彙などがちょっと不自然だという問題点があります。それと、ひらがなやカタカナが読める段階の方なら問題ありませんが、各国翻訳版でないと全て仮名で読まなければいけないので難しいかもしれませんね。この二つの教科書から敢えて選ぶとすれば、私は「げんき」の方がいいと思います。他にもバンクーバーで手に入る教科書で、ローマ字表記があるものは「Japanese for busy people」等のシリーズですね。これは会社員が対象のものです。所謂「敬語」や「ビジネス」用の会話ではありませんが、「名刺」「出張」「会議」といった会社で使われる語彙が多く使われています。このシリーズは、文法項目も細かく説明されているので、独学される方にはお勧めの教科書です。
Res.4
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無回答
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無回答 2005/07/21 00:01:07
Shufunotomo.LTD(主婦の友) ”Systematic Japanese” by Gene Nishiは その名の通りシステム的に日常生活で必要な日本語、定型文の応用を全てローマ字で説明しており 非常にいいです。初心者から中級者向け。基本的な文やボキャブラリーから 欲しい、ーしたい、できる、ーしてもらえますか?ーしていいですか?ーつもりですと言った決まり言葉を殆どカバーし、仮定文、動詞、形容詞の活用なども分かり易く紹介しています。色んなテキストの中でこれが一番いい教材だと思いました。
Res.5
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noname
from
バンクーバー 2005/07/21 09:30:57
うちの旦那もJapanese for busy peopleを使っていますよ。
で、頑張って勉強しています。
(最近は仕事のため、遠くなっていますが、、、)
彼は初めて数ヶ月ですが、片言ながらに
日本語を話してきます。
私が英語を勉強して数ヶ月のときは
こんなに話せなかったのに、、、