jpcanada.comについて / 広告募集中 / jpcanada.com トップ

注意事項:当サイトのコンテンツをご利用いただく全ての方は、利用規約に同意したものとみなします。
このサイトの掲示板は情報交換やコミュニケーションが目的で設置されています。投稿内容の信憑性については、
各個人の責任においてご判断下さい。全ての投稿において、投稿者には法的な責任があることをご認識ください。
また、掲示板上で誹謗・中傷を受けた場合は、速やかにサイト管理者までご連絡をお願いいたします。→連絡先
ファミリールーム
出産、育児、家事、マイホーム、教育、…。海外での生活はいろいろと大変!
そんな悩みや情報をこの場で共有して、みんなで助け合っていきましょう。
新規投稿される方は、こちらへ(アイコンの説明もあります)
No.7977
トランスファットについて気になること
by a trantic from バンクーバー 2007/05/22 09:57:07

安全な食品についてのトピックがありますが、トランスファットに特化して話したいと思いトピックを立てました。

Nutrition Factsの表示にあるトランスファットは何かというものもありました。
そこでは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸ではないかと言うコメントがついていましたが、分子構造の違いがトランス型、シス型であり、飽和か不飽和かと言う違いではなかったと思います。

そこで、私には疑問なのですが、

a.Nutrition Factsの表示は、本当にトランス型脂肪酸の含有量を示しているのかどうか。
オリーブオイル、バター、共にSaturatedとtransしか表示がないので、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸の違いに関しては厳密に区別されてはいないとも考えられますが、だとしても表示に不正確さが残ります。

トランスファットフリーの表示にも、疑問を持っています。

b.本当にトランス型の脂肪酸を抜き取るようなことが出来るのかどうか。
 b1.分子構造の違いであるなら、単に何かを混ぜないとかいうことではなく何らかの化学的処理がされているのだと思うが、方法が不明。
 b2.仮に、そういう処理が施されトランスファットが除去できたとして、その処理自体の安全性に問題はないのか。

c.マーガリン(ベセル)を例にとるとNon hydrogenetedの表示あり。
植物油を固形化するのに水素添付するが、マーガリンの生成法で水素添付以外の方法があるのか?

食べ物と言うより化学みたいな話ですが、
自分でネットなどで調べてみてもどうしてもわからないのです。

化学にお詳しい方、食品業界にお詳しい方、同じように気になる方、いろいろご意見を聞かせていただけるとうれしいです。

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2007/05/22 17:21:02

化学を言葉だけで説明するのはむずかしいので、かなり要約しますね。

Saturatedは動物性なんかの常温では固形(バターとか肉の脂肪部分ですね)。unsaturatedは常温で液体(植物性油とか魚の脂とかですね)。
これらの違いは分子構造の違いで、すごく要約しますが、動物性は離れにくい、すなわち離れるのに植物性より多くのエネルギーを必要とする構造なんです。
(H2Oは固形、液体、気体として存在しますが、その違いは分子間の距離ですよね。暖めると、すなわちエネルギーをレンジから熱として分子に伝えると分子間の距離が変化して、個体から液体、液体から気体に変化するような感じのものです)
だから動物性は日常の温度では、個体で見かける事が多いですよね。

transはそこに注目した結果で、安い植物性の構造を偽動物性の分子構造に置き換えたんです。
それはH(水素分子)の位置を反対側に持ってる事によって、動物性のような働きを持つようにしたんです。
位置を変えるのは別に難し事ではなく(分子によりますが)、当たり前ですが、全ての分子はそれぞれ特有の割合を持つ電子、陽子、中性子の原子からで来ているので、それらを利用してるんですね。
この場合も電子へエネルギーの伝達吸収(いわゆる熱ですね)の利用で、位置を変えるんでしょうね。

長所は安上がりである上に、歯ごたえが良くなる(これもちゃんと化学的説明がありますが、長くなるのですいません、ご自分で調べてください。簡単な化学でわかりますから)、商品の持ちが良くなるという事です。

化学とその結果との関連(ここでは健康被害とかについてですよね)を言うのはむずかしいのです。というのも化学は理屈を学ぶのであって、構造を変える事が可能かとか、その結果どういう物質が出来るかとかがほとんどの目的で、それがどの分野でどう使用されるかというのはまた違った化学でも又違った分野に分かれるんです。
ただ私が知っているのは、血管に出来る油の固まりが石灰化みたいになって、ダイエットとかでもとれないらしいです。

すいません忘れてましたが、表示は義務になっているので、一般の購入者は印刷されている事を信じるしかないですね。

 
Res.2 by 無回答 from 無回答 2007/05/23 09:11:33

私は勝手に解釈してるんですが、トランスファット=プラスチックだと思ってます。体にプラスチックを流し込んでると思うと、恐ろしいです。まぁ、難しい事はくわしく理解できないので意見というほどのこともできませんが、科学調味料、香料、着色剤、などなど沢山ありますが(おいしい日本のお菓子やチョコにはとくに多いです)、あくまでも手作りにこだわりたいです。  
Res.3 by 無回答 from 無回答 2007/05/23 10:46:35

すみません、RES1さん。
>血管に出来る油の固まりが石灰化みたいになって、ダイエットとかでもとれないらしいです。
というのはトランスファットが石灰化するのかトランスファットフリーの油脂が石灰化するのかどちらでしょう?

私は今まであまり気にせず、トランスファットフリーのものよりキャノーラ油100%に拘っていたんですけど。日本だとキャノーラ油は体に脂肪が付かないとか特定健康食品に指定されていたりしますよね。 

日本の食品の方が危ないとの意見を他のトピックで拝見したのですが、私には健康志向の高い日本の食品管理の方が安心できる気がして、カナダの健康食品に対する考え方に納得することができません。まぁ、健康ブームの日本で有名だったテレビ番組がやらせだったという事実もあってどちらもどちらとは思うのですけどね。  
Res.4 by 無回答 from 無回答 2007/05/23 13:02:05

>というのはトランスファットが石灰化するのかトランスファットフリーの油脂が石灰化するのかどちらでしょう?

トランスファットの分子構造が石灰化の構造に変わるんではなく、いろんなことが複合的におき、その結果石灰化という表現が正しいのか不明ですが、厄介な結果として血管にとどまる。

わかりやすいHPがあったので(これが一番と言うわけじゃなく、ただ短時間で簡単に検索できた結果のものなので、ご自分でも簡単に調べられると思いますよ)
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000395.html

>日本だとキャノーラ油は体に脂肪が付かないとか特定健康食品に指定されていたりしますよね。

キャノーラ油は植物性ですから、体温で十分に液状として存在するので、血管内を流れやすいんです。

>トランスファットフリーの油脂

トランスファットじゃないと言うのは動物性の脂肪をいわれていると仮定してですが、いくらトランスファットじゃなくても、動物性の脂肪は血管にたまりやすいです。それに細胞膜をメインで構成している分子構造も、油脂を吸収しやすいですしね。  
ファミリールームトップ 新規投稿 jpcanada.com トップ
Supported by Spencer Network