カナダで日本人でない人と結婚して、移民になりもうかれこれ９年ほどカナダに住んでいます。時々、私のしていることって親不孝かなあ？と考えてしまいます。特に、母の日、父の日がくると余計に考えてしまいます。
毎年里帰りするほど、お金に余裕があるわけじゃないし、、、
日本に簡単に移住できないし、、

両親は何も言いませんが、やっぱり娘が近く（日本国内）に住んでいていつでも直ぐ会えるような距離にいて欲しいと思ってるにちがいません。

母の日、父の日は毎年、何か贈り物をしていますが、、
すまないなあと思い、なんかちょっと胸が痛みます。
皆さんは、こんなこと考えたことありますか？

夫の仕事の関係でバンクーバーに移ってきました。
未だに結婚を反対している夫の両親の住むバンクーバーにだけは、絶対に来たくはありませんでした。悩んでいた私に、「お前が、自分の選んだ人と一緒に幸せに暮らせるなら何より、それが親の幸せなんだよ。こっちの心配は無用だからね。駄目だったらいつでも帰ってくればいい。」と笑顔で私達を送り出した日本に居る私の両親を思う度に胸が痛みます。時々は号泣してしまいます（笑）

母の日・父の日と見聞きする度に感じるのは…
夫は私との結婚で義理の両親とはうまくいっていないとはいえ、夫にとっては唯一かけがえのない実の親、そして車で一時間以内の同じ土地に暮らしている。それゆえに「また門前払いされるとしても実家に顔だけでも出してきたら？」と夫を諭さなくてはならない。。。その度に辛いですね。

けれど日々の暮らしにおいては、あれほど来たくはなかったバンクーバーについての思いは一転し、人も環境もとても良いと思うし（個人の感想として）住みやすい美しい街だと感じて生活しています。夫にも、こうして安心して自分達が暮らせることにも感謝でき幸せに思えます。その幸せの半面に、何かあってもすぐに駆けつけられない長女の自分…親不孝だなあって、やっぱり感じてしまいますよ。仕方ないと思います。

日本の両親に電話をかける度に、今は安く話せるから大丈夫と説明しても、「高いんだからもう切るよ」という母親、必ず夫に電話をかわるように私に言い、「御両親もお元気なの？よろしく伝えてね。」と夫に言う父親。
いつも電話を切った後は涙が込み上げてしまいます。 　

ここに移住している多くの人は、トピさんやレス１さんのお気持ちに同感なんじゃないかな。
ここはいい所、そう分かっていても故郷や実家を思い、涙が込み上げることもあるでしょう。
結婚する時に、軽い気持ちでこっちに来てしまったとてつもない親不孝者の私は、年々年を重ねるごとに、自己嫌悪に陥ってます。
特に2~3年毎に帰る度、年老いていく両親を見ると余計にです。
でもしっかり地に足をつけた暮らしぶりに、両親共に安心してくれているので、それがせめてもの親孝行とでもいいますでしょうか。
家は金銭的にもあまり余裕がないので、父・母の日と家族の誕生日には、必ずメールを心がけています。
　

ありますありますさん、無回答さんコメントありがとうございます。
やっぱり、皆さん同じように感じられているのですね、、
そうですよね、２〜３年毎に帰るたびに両親がどんどん小さくなっているように感じ、笑顔でこっちの事は心配しなくていい　と言われると、ホントに申し訳なくて、自己嫌悪に陥ります。
同じように考えている人がいると、安心したり、嬉しくなったりするわけではないですけど、自分だけじゃないんだと思うと、ほんの少しだけ気が楽になりました。