去年、子宮内膜症ではないかということで腹腔鏡検査（ラパロ）の手術を受けました。それからというもの排卵期（生理初日から２週間前後）に性交渉をすると、かなりの量の出血があります。止めると出血も止まります。専門医に聞いても子宮内膜症の術後、よくある症状だと言って処置はしてくれません。もうそんな状態が１年続いています。日本人夫婦ということもあり、何か言いくるめられている気さえします。手術は失敗だったのでしょうか？ネットで調べてみましたが同じような症状の人はいませんでした。自分の体がどうにかなってしまったようで心配です。もし、どなたか同じ経験をされた方、レス下さい。非難されるかもしれませんが、同じトピをレディースでもさせていただきます。ごめんなさい。

　早く回答が欲しいお気持ちは分かりますが、同じ話題を2箇所に投稿するのは、答える側にとって困ってしまいます。私がこちらに回答したとしても、他方を見た人が未回答と思って、時間を割いて回答することになるかもしれません。今後はお控え下さい。

　さて、術後も続く性交時出血ですが、おそらく手術の際に取り切れなかった病変があるのだと思います。内膜症の部分がくっきりと他と違って見えるわけではないので、肉眼や内視鏡の映像から取り残しがないかどうかを判断することは困難です。病変が子宮口に近ければ、お書きのような性交時出血はあり得ることです。手術の前と比べて痛みなど改善されている症状もあるようなら手術そのものには意味はあったと言えます。
　とはいえ、出血がきっかけで夫婦生活に心理的な障壁ができるのはあまり幸せなことではありません。再手術も一つの選択肢ですが、かといって次回に全て取りきれるという保証もありません。また再手術によって卵管閉塞で不妊を引き起こす可能性もあります(この場合は体外受精が必要になりますが、引き続き妊娠そのものは可能です)。現在の主治医がすぐに再手術を勧めないのはこのためでしょう。
　お子さんの予定がさしあたり無ければ、ピルで排卵を止めてしまうのが確実です。またご存知かと思いますが閉経後には内膜症の症状は通常なくなります。

　受診の際に言葉の壁で苦労されているなら、予め質問を紙に書いて持っていくのも一つの方法ですし、１回か2回ほど医療通訳を依頼されても良いと思います。聞きたいことを全部尋ねて納得のいく説明を受けられれば、心理的な不安を解決して前向きに今後の対策を考えやすいのではないでしょうか。ご検討下さい。