Visible Minority ってなんですか？　

どんな方を言うのですか？

日本人の私も白人ではないので、Visible Minorityですか？　(黄色人種）

Sick benefit を申し込もうとしたら、あなたの分類は？　イヌイット、メイティ―？(ドメスティックインディアンの分類）、Visible Minority　等質問があり、

ふむ、日本人は　Visible Minority　なのかな？？　と、その質問は回答できずに飛ばしました。

そうです

Visible minority とは、コケージャン以外、つまりた非白人のことなので、日本人は明らかに visible minority です。

ただ非白人であってもアボリジニーの人はvisible minority とはカテゴリーされません。

なんで minority なんだ？？？

そこが差別。

↑
は？意味が分かりませんが。なぜ日本人がMinorityだと差別なんですか？

Visible Minority って語感的に結構キツい言葉だよね。可視的少数者だもん。カナダに来てこの言葉を知って、この国では自分はマイノリティ側の存在なんだということを否が応でも実感させられた。
英語ネイティブの語感としてはVisible Minority ってのはそんなにネガティブな感じではないのかなあ？

Priority の方がなんか 良い感じ。なんとなくです。

なんとなく マイナーぽくって マイナスイメージ。

私が間違っていたならごめんなさい

白人とそれ以外って聞き方もちょっとね…。

Visible Minorityの立場からすると、「下記の選択肢からあなたに該当する人種グループを選んでください。」って聞かれ方をしたいです。

私も初めて求人に応募する際のフォームにこの人種の質問があって一瞬固まりました。でも会社的には色んな人種をバランスよく採用したいという意図もあるのかなとポジティブに考えるようにしました。

それに実際日本人は他の人種に比べると少ないですしね。

>英語ネイティブの語感としてはVisible Minority ってのはそんなにネガティブな感じではないのかなあ？

minority という言葉自体は majority と対になった言葉で「過半数に満たない」という意味だし、ネガティブな印象はないと思う。minority だけだと、何のminority か分からないので、人種のことを指しているということで visible を足しているだけじゃないかな（この visible という言葉がキツいと思ってるのかもしれないけど、これは religious minority とか sexual minority とかと同じで、minority の前に説明的に何の事か書かないと意味が通らないので visible としてるのだと思う。racial minority としてしまうと人種は沢山あるので細かすぎるしね）

カナダは英仏から独立した当時、大多数が白人という大前提があるよね。
歴史的に、白人の方が何かにつけて有利だったという経緯があるので、白人とそれ以外の人種の間の格差ががあってはならない、その格差をなくそうという考えから、白人とそれ以外の人たちを分けて統計をとったり、あるいは白人だけを選り分けて雇用したりできないような法律を作ったりしていて、そのために、白人以外、という意味の visible minority というカテゴリーができたんだと思う。

格差をなくすためという事は、格差があるという事なので、そういう意味では visible minority は弱い側の立場という事かもしれないけど、最近は特に非ヨーロッパ系のビジネスも成功してるし、自分が visible minority だったとしても「自分はマイノリティ側の存在なんだということを否が応でも実感させられた。」とショックを受けるほどの事でもないと思う。

>Priority の方がなんか 良い感じ。なんとなくです。
>私が間違っていたならごめんなさい

Priorityという単語は優先度が高いとか重要度が高いという意味なので根本的に違います。

え？Minorityをネガティブに感じるの？なんで？
少数派はダメって事？なぜ？

他の人も書いてるけど、就職で有利(特に大きな企業、公務員など）になることもあるし、
自分をキャラ付けしやすいし、
Visible Minorityで良かったと思うけど。
あ、でもバンクーバーや都会に住んでるとメリット薄いかな。

>え？Minorityをネガティブに感じるの？なんで？
少数派はダメって事？なぜ？

「見た目(visual)」で分類される事に違和感がある。raceやethnicでの分類なら理解できる。恐らくvisible minorityってのはnon-whiteの婉曲表現なんだろうけど、自分(日本語母語)の感覚として「見た目の少数者」と「非白人」を比較すると後者の方がまだマシに思える。

私も8さん、その他の人達と同じ感覚を持っています。
ただ、ネガティブに感じる人達の気持ちも少しはわかる気が来ます。

たとえば、英語が話せず教育的にも経済的にも平均に届いていない
(ちょっと書き方に問題ありますがあえて書きます)白色系の移民が
いたとします。
この人達は、カナダに来てしばらくの間はハンディを負っていますが、
外観においては、[いわゆるvisible majorityr]の人達と区別つきません。

逆に、カナダで生まれ言語が完璧、教育も受け、経済的にも大成功している
人でも外観的に、visible minority に属している人もいるわけです。
そういう状況もあるので、majority, minorityという区別の仕方に
何かモヤモヤしているのではないかなと思います。

ま、minority という言葉は、ネガティブとして考えなければ
何も問題ないんですけどね。

↑でも、差別や格差がある以上、非白人というカテゴリーの情報は必要でしょう。完全に平等な理想的社会なら、見た目のカテゴリー分けの必要もないし、違和感があってもおかしくないけど、現時点では無くしてしまうことはできないでしょ。

このカテゴリー分けに嫌な気持ちになる人は、多分カナダ歴が短くて、人種による格差のある国だと思っていない、見えていないからでは。

人種にせよ性別にせよ、不均等があると思われるカテゴリーを把握して不均等を少なくしようというのは、普通のことでしょう。

Res13の↑はres11さんに向けたものです。

Res12さんの言う、移民したてでハンディがあっても白人系移民がvisible minorityにカテゴリー分けされないと言うのは確かですが、ここで政府がフォーカスしてるのは人種差別で、それはやはり肌の色です。たとえ移民したてで言語が違っても白人であれば最初からそれなりに社会的に溶け込みやすいというのはあると思います。

いや、社会問題があるのはわかります。ただ“visible minority”っていうtermに違和感があるだけ。この用語とnon-whiteやcoloredに何か違いがあるのかなぁってこと。

Res16さん、non-white とか coloured とかよりvisible minority が一番柔らかい表現だからでは。white みたいな色の表現を使うと black とか yellow とか brown とか色分けになっちゃうし、coloured はイメージが悪い言葉です(黒人差別があった時代の、店などにあったcoloured とwhite を分けた看板など連想させます）。

↑やはりそう言うカナダの表面的なポリコレ的発想に違和感があるのかも。

＞移民したてでハンディがあっても白人系移民がvisible minorityにカテゴリー分けされないと言うのは確かですが、ここで政府がフォーカスしてるのは人種差別で、それはやはり肌の色です。たとえ移民したてで言語が違っても白人であれば最初からそれなりに社会的に溶け込みやすいというのはあると思います。

そうですね。白人の名前だと、面接にも呼ばれやすいのはリサーチで証明されましたよね。

Minorities Who 'Whiten' Job Resumes Get More Interviews
https://hbswk.hbs.edu/item/minorities-who-whiten-job-resumes-get-more-interviews

そう言えば、1ヶ月くらい前に、黒人でリタイヤした最高裁判所の裁判官
だった人が、犬を連れてイングリッシュベイを散歩してたところ、
不審者追跡中のポリスに、逮捕され手錠をかけられて連行された。

追跡してた人物とは年齢、風体が全く違い、不審な行動していたわけでも
なかったにもかかわらず、問答無用で連行された。
すぐ誤認逮捕として釈放されたけど、大ニュースとなって警察は非難された。

ニュースでは、この元最高裁裁判官だった黒人の人は、抗議せず連行されたと
ニュースでは言っていたが、心中は如何だっただろうか。

あっ、俺ってvisible minority だかならな、という諦勧がよぎったのか。

デビット鈴木博士も、ubc現学長のsanta onoさんでも、やっぱり
あっ、俺ってvisible minority だからな、と思う時があるのだろうか。

↑
警察がvisible minorityへの対応には差がありますね。

少し前に日本人女性がホームレス男性に殺害された事件がありましたが、対応がかなり遅かったですよね？その女性がヨーロッパ系の白人だったら対応はもっと早かっただろうとの声も聴きました。

日本人は明らかにコケージャンではないので visible minority ですよね。
火を見るより明らかな事実なのに「私って visible minority なの？」という疑問を抱いてしまう理由は、日本で日本人として差別されずに生きていて、カナダでも白人の友達もいるし差別されているような気もしないのに、自分がいわゆる「有色人種」として1括りにされていることの違和感でしょうね。

逆に言えば、自分の中で、有色人種は差別されている、と思っているからこそ、自分が差別される側に居るということを知って、何となく違和感を感じるのかもしれません。

カナダのように多くの人種が入り混じる国です。しかも、たかだか100年くらい前は、カナダ人であっても人種によって投票権がなかったりするほど国が人種による差別をしていたくらいなので、政府はこれを是正するために尽力しているように思います。たとえば大企業では visible minority を一定数以上雇わなければなりません（白人ばかり選り好んで雇うことを防ぐため）。

いつの日か、白人と非白人の格差がなくなったら、とりたてて visible minority だけを取り上げて政策を打つこともなくなるでしょう。

↑コケージャンかコケージャンじゃないかが、Visibleの問題だとは思わないけどなあ。人種や遺伝子的な話だと思うけど。

自分はvisible minorityという言葉の「差別される側」というより「施しを受ける側」みたいな感じに違和感があるんだと思う。

>自分はvisible minorityという言葉の「差別される側」というより「施しを受ける側」みたいな感じに違和感があるんだと思う。

意味が良く分からないんだけど、あなたが何の施しを受けているんですか？

>意味が良く分からないんだけど、あなたが何の施しを受けているんですか？

書いてある通りですが、意味が通じなかったことは残念です。

私の言語力が足りなく上手く伝わらない様なので、ネットで見つけた似たような意見を持つ人の記事を貼っときます。
https://www.huffingtonpost.ca/yvonne-sam/people-colour-minority-white_a_23416712/

25さん、リンクの方読ませていただきましたが、施しのことなどどこにも書いてませんが。。

visible minorityという分類方法が、国連がInternational Convention on the Elimination of All Forms of Racial Discriminationの違反としていると書いてありますね。

国連は理想を言っているだけであって、この分類が存在しなかったら、カナダ政府は格差の是正ができないよね。まったく差別や格差のない世界じゃないんだから。
だからカナダは変更する予定はない、と返答しているんだよね。

↑>Over time they are led to believe that they're "a member of a disadvantaged, non-white minority group," which will engender diminished self-worth.

全文読んで欲しいけど特にこの辺かな。disadvantagedな存在だから「施しを受ける側」だってこと。visible minorityという言葉がvisible minorityの人々自身に対して「恵まれない存在」っていうことを暗示してしまっているってことです。

トピずれだけど、Sick Benefit を申し込むのに、そういう質問があることにちょっと驚き！

https://www.ctvnews.ca/health/coronavirus/visible-minority-groups-more-vulnerable-to-financial-impacts-of-covid-19-statcan-1.5012682

↑センサスによれば、Covidで経済的な打撃を受けたのは visible minority で、特にアラブ、西アジア、フィリピン人だそうです。

センサスほどの細かさではないにせよ、政府が様々な benefit を出す際、visible minority かどうかを質問するのは、こういった現状を把握する上で情報として重要なんだろうと思います。

Visible Minorityやネイティブなどのグループに属する場合は、
もちろん年収などにもよりますが、別のベネフィット（もっと条件が良い）があったりするので
それで聞いてるんだと思いますよ。

私、日本人、旦那、白人、子供、ミックスはvisible minority かどうか何処で判断するの？

Res33さん、↓によれば、片方の親が visible minority であれば、visible minority となるみたいですね。

https://www.canada.ca/en/public-service-commission/jobs/services/gc-jobs/employment-equity.html

The visible minority group includes: Black, Chinese, Filipino, Japanese, Korean, South Asian-East Indian, Southeast Asian, non-white West Asian, North African or Arab, non-white Latin American, person of mixed origin (with one parent in one of the visible minority groups listed above), other visible minority group.