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No.3613
銃の教育について
by アンチガン from トロント 2006/05/26 08:45:24

カナダで子供を生んで育てている方に質問です。どの様にして子供に銃の教育をしているのでしょうか?
私は今まで一度も本物の銃を触ったことがありません。だから、カナダで子供を持ったときに銃を触らせるつもりもないし、ましてや使わせ方なんて持ってのほかと考えているのですが、カナダで銃を持つことが違法でない限り、どこかしらで銃に触る機会があるかもしれないということですよね。
それを考えたときにやはり教育をしなくてはいけないのでしょうか?
もしそれがどうしても嫌だったら日本で育てるしかないのでしょうか?
何かご意見をお持ちの方、実際教育されている方、教えていただけたら大変ありがたいです。

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2006/05/26 09:08:33

カナダで銃を持つことが違法ではないというのはどういうことでしょうか?
猟銃などのことをおっしゃっているのであったら、日本も一緒ですよね?
子供が銃に触る(見る)機会というのは、狩猟をされてる方の家庭に行ったり、いわゆるギャングにかかわっている危ない家庭にお邪魔するなどしない限り、ほとんどないと思います。
うちの上の子は12歳ですが、おじのところに行って猟銃は見たことはあるものの、きちんと保管されてるので勝手に触ったり見たりすることはありません。

一般家庭にお邪魔して、子供が触れるようなところに銃が置かれていたら警察に通報しても差し支えないと思いますよ。  
Res.2 by アンチガン from トロント 2006/05/26 14:18:18

そうなんですか。
スイマセン、銃についての法律はあまり知りません。もし、教えていただければ幸いです。
日本では家庭で護身用に銃を所持することは違法ですよね?
カナダでは登録すれば誰でも猟銃だけでなく家庭で護身用に銃は買えますよね?
アメリカとかだともちろん猟銃もあるけど、家庭で護身用に持っていて、一応、銃を隠して保管はしてあるけど、子供が見つけてしまい、間違えて発砲して怪我をしたり最悪なときは命を落としたりしてしまう事件が結構ありますよね。
でも、カナダでは違うようなので安心しました。  
Res.3 by 銃オーナー from 無回答 2006/05/26 15:02:22

ライフル、ショットガン、拳銃を持っています。カナダでも合法的に銃を所持することは可能です。ただ、カナダの法律では護身用と言うのは認められていないので、すぐに撃てる状態で銃を保管はできません。たとえ家に賊が押し入っても、銃を撃って撃退したらカナダでは過剰防衛で捕まります。銃は鍵を掛けた入れ物に保管しなくてはならず、引き金の所にもロック(引けないように)を掛けることになっています。ただ100%ガンオーナーがそれを守っているかは疑問があります。

銃に触らせないというのも教育かもしれませんが、TVやゲームで銃に慣れていると、実物を見たらまず間違いなく興味を持って触ったりすると思います。その時に間違って事故を起こしたりしないよう、銃がどのように危険な物か教えておくことも大切かと思います。我家には子供はいませんが、銃オーナーの友人は子供に、たとえおもちゃの銃でも人に向けてはいけないと常に教育しおり、ふざけておもちゃの銃を人に向けた息子を厳しくしかりつけてました。また実際に子供に銃を撃たせ、どれくらいのパワーがあり、いかにTVやゲームと違う物なのかを子供にしっかりと教育しています。

自分の経験では、銃を知らない人ほど、持たせると冗談半分で振り回したりしたがることが多く、特に中途半端にゲームなどで知識のある人が
最も危険な感じを受けました。
 
Res.4 by アンチガン from トロント 2006/05/26 19:48:58

銃オーナーさん、貴重なご意見ありがとうございます。
私の夫はピンボールというスポーツ?が好きなのですが、私はなんて野蛮な行為なんだといつも思っています。いくら偽者の銃だからといって撃ち合うのの何が楽しいのかと思います。
ハンティングもまったく理解できません。生きていくために動物を殺すのはしょうがないと思うのですが、スポーツで殺すのは野蛮な行為としか思えません。
といった感じで、筋金入りの銃反対派です。でも、私の夫は先に述べたように小さいころから銃が生活の中にあり、銃に対して私のように特別意識がありません。だから、時々子供にどういう風にして銃の教育をするかで口論になります。私が今まで銃と一切かかわったことがないので、子供にも一切かかわらないで欲しいと考えたからです。
今回銃オーナーさんの意見を読ませていただいて、やはり銃教育は避けるのではなくきちんとするべきだと自分の意見も変わりました。
ちなみにどうして銃オーナーさんは銃を所有しているのですか?もし、差し支えなければ教えてください。  
Res.5 by ちょっと、待って! from バンクーバー 2006/05/26 20:31:13

 カナダは銃社会ですよ。銃について教育しないでいく方が本当に危ないと思います。
 銃に無知な人ほど、銃に過剰に反対するし、銃社会では、一般常識であることを知らないことが多いので怖いです。銃オーナーさんの言うように、おもちゃでも人に向けてはいけませんし、法律でしっかり保持の仕方も決っています。ハンドガンでも、猟用のライフルでも、大抵の人はきちんと登録し、鍵をかけて、玉も抜き、安全装置もつけ、事故が起きないよう安全には気をつけているものです。
 よく事件で使われる銃は違法に所持されたハンドガンです。合法に持っている人まで、その影響で悪い目でみられることは悲しいです。

 「ハンティングも、スポーツで殺すのは野蛮な行為」とありますが、ハンティングで生計を立てている人々も沢山います。ハンティングできなくなったら、生活に困る人もいるんです。
 個人的には、アフリカなどへ行って、絶滅危機種を賞金のために狩っている人は感心しませんが、鹿など、カナダ国内でハンティングしてもOKとなっているものは、絶滅の心配はないものばかりですし、ハンティングがなくなると、そういう動物のプレデターが少ないせいで数が増えすぎるので、かえって問題です。
 ハンティングする数も狩る前に申請して、1頭辺り多額の料金を払わなくてはいけません。その料金によって保護地域の保持や希少動物の保護活動に使われていることを知っていますか?

 ハンティング=銃=怖い・危ない、と簡単に考えがちですが、カナダでは必要なもので、環境を維持・保護するのに不可欠な収入源です。
 トロントやバンクーバーなど、大きな都市にいると、銃と聞くと事件・ギャングなどど結び付けがちですが、カナダの大部分の銃保持者は、そういったものとは無関係ですし、銃が生活に不可欠な地域・人々が多いことをもっと意識して欲しいです。それに、カナダが銃社会であることは変わらないので、怖がるばかりでなく、安全な場所で銃について学ぶことも大事だと思います。銃の練習場・販売店などへ行けば、どういう構造なのか、どう使うのか、どう安全に保管するのかも学べます。
 保持する必要はありませんが、学んでおくことは悪くないと思います。  
Res.6 by 銃オーナー from 無回答 2006/05/27 06:54:29

アンチガンさんの旦那さんがやってるのは「ペイントボール」ではないでしょうか。北米ではすっかりスポーツ化して、室内で競技会とか開かれてますね。確かに撃ち合うというのを野蛮と言われると、そうなのかもしれませんが、どうやって相手を攻撃するか、どういう風に動くか等々やると面白いのも事実です。私は数回森でやっただけですが、また機会があればと思っています。

ハンティングは知人でもやってる人は多くいます。レス5の方が書かれたとおり、カナダのハンティングは厳しいルールがあり、むやみやたらに動物を殺生することはありません。逆にハンティングで減らさないと
動物の形態系がおかしくなってしまう種類も確かにあります。個人的には動物が好きなので、ハンティングをする気はありません。

開拓時代は肉を食べたければ、狩猟するしか無かったわけで、そういう文化をバックに育った人がハンティングを続けるのは理解できるし、自分はそれを非難できる立場には無いと考えています。ちゃんとルールが守られるかどうかが重要だと思います。

私が銃を持っているのは単に好きだからです。子供の頃から銃器が好きで日本ではモデルガンやエアガンを買ってました。カナダに来てすぐに銃の所有許可証を取り本物を買いました。今は住んでる町の射撃場で紙や鉄のターゲットを撃ったりしています。なんでそんな危険な物が好き
なのか?と聞かれても、いや〜好きなんです。としか言えません。三つ子の魂百までと言いますが、幼児の頃から好きになって、今でも好きなまま大きくなりました。DNAの中にそういう因子があるのかもしれませんね。

銃を毛嫌いする人は、そんなものがあるから犯罪が無くならないといいますが、たとえ銃が無くても、ナイフ、バット、ハンマーと幾らでも武器になるものはあります。確かに銃があれば、より効率的に相手を攻撃できるのは事実ですが、銃が人を殺すのではなく、人が人を殺していると自分は思っています。

レス5さんが書かれた通り、持つか持たないかは別にして、お子さんに銃のことをしっかり教えてあげておけば、アンチガンさんが心配されるような事故が起こる確率は減るかと思います。またそういう教育があればこそ、お子さんの判断力が育つのではないでしょうか。臭いものに蓋をしておけば匂いませんが、では蓋が取れた時にどうするか?臭くても
最初から知っていれば困らない。と自分は考えています。

 
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